石神一威『すきすきお姉ちゃん』
『ちょこっとヒメ』4巻(カザマアヤミ スクウェア・エニックス)にて獣耳幼女のスカトロシーンと首輪拘束シーンが!(誤解を招く表現可愛い仔達を眺めて優しい気持ちになれる作品ですよ。
鬼畜モノが連発したので、今日は軽めのラブコメ作品をご紹介。石神一威先生の初単行本『すきすきお姉ちゃん』(富士美出版)のへたレビューです。
年上中心のヒロインとのベタベタなラブコメ展開にしろ、ナイスバディなヒロインとの純愛Hにしろ、良くも悪くもクセの少ない典型的なコンビニ誌エロ漫画の作風と言えます。
収録作は、幼馴染のお姉さんに(性的な意味で)食べられちゃう短編「あまやどり」+描き下し後日談、二人の義姉と(性的な意味で)仲良くなっちゃう「お姉ちゃん☆パニック」(←参照 第3話より)全3話、他短編7作となっています。1作当りのページ数は16〜20Pでほとんどは16P作品です。ラスト1Pでのラブい雰囲気の確保が上手ですが、全体的にボリューム感は乏しいです。
作品タイトルにお姉ちゃんとありますが、実姉が登場する作品は「海の風にだかれて」1作のみなので実姉原理主義者(妹に比べるとあまり聞かないですが)の方は留意されたし。ただし、「お姉ちゃん☆パニック」の義姉ちゃんコンビや「静かなひめごと」の司書のお姉さんなど、年上ヒロインは十分充実しています。
シナリオに関しては、ラブコメ作品のテンプレ展開の見本市といっても過言でもなく、悪く言えば月並みです。

ちょっと強要気味な短編が一つ(「お嬢様クライシス」)がありますが、全作恋する男女がハッピーエンドを迎える明るい作風であり、陰鬱な印象や深刻な雰囲気は当然皆無です。
ヒロインは年齢的にはハイティーン〜20代半ば(推定)であり、胸とお尻はボリューム大きめに描かれています。
「お姉ちゃん☆パニック」の二人を除けば全員黒髪ロング(ポニーだったりまとめていたりツインテールだったりしますが)という特徴があります(←参照 短編「禁煙しましょ」より)。余談ですが、おりもとみなま先生の「スモッグアラート」(ホットミルクVol.4 単行本未収録)といい、あんな可愛い彼女に禁煙しろと言われれば僕なら速攻で禁煙します。彼女いませんけど。
絵柄は単行本を通して安定しており、表紙・裏表紙がお好きなら全然問題ないでしょう。
初単行本とすれば絵柄は平均的に高めであり、クセの少ない典型的なアニメ・エロゲー絵柄は万人受けしやすい画風と言えます。
ただし、諸所で作画の質的なバラツキが認められるのは残念。エロシーンでは乳尻のセックスアピールを優先するあまり構図が崩れていたり、明らかに大ゴマを使うべきシーンでゴミゴミした小ゴマを使ったり(←参照 ヒロインが彼氏君を抱擁し受け入れるシーンだが超小ゴマ 短編「カノジョのキモチ」よりと漫画としての表現力にはまだ課題があるか?という印象です。日常シーンでも同様にチグハグな表現が多く感じました。
また、性器表現や液汁表現も稚拙な印象が強く、あまりリアル指向でも作風との釣り合いが取れませんが、より扇情的な表現が欲しい所です。
ベタなラブコメに徹するというのはそれはそれで確固とした作風なわけですので、それ自体をマイナス評価する気は全くありません。
細かいことを気にせずに、明るい色香を持つお姉さんとのラブラブHを気軽に楽しむには好物件ではあります。
個人的には今後にも期待したいと思います。
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