たまちゆき『Mrs. LOLITA』
「狂乱家族日記」面白いですねぇ。個性豊か過ぎるキャラ達が、なんだかんだで”家族”しているのが微笑ましくてよいです。愚民たる僕は、全知全能なる凶華様を崇めつつ観ております。
さて、3日連続でおっぱいおっぱい書き続けていたため、現在ロリ欠乏症気味です。というわけで(?)、今回はたまちゆき先生の『Mrs. LOLITA』(松文館)のレビューです。
カップルのラブラブH作品から完全な鬼畜系作品まで作風はかなりバラツキがありますが、たまち先生の描く、儚さと活力を併せ持つ魅力的な少女たちの痴態を楽しみたい人にお勧めです。
収録作は、見た目は小○生な姉さん女房(←参照 なお推定年齢28歳以上)とのラブラブなコスプレ夫婦性活を描く表題作「Mrs. LOLITA」全3話+後日談1話、官能小説が大好きな少女が彼氏君と小説のプレイを実践な「赤と青の官能小説」全3話、および短編5作となっています。1話あたりのページ数は10〜18Pでほとんどの作品は16Pです。エロの分量の確保のため、シナリオ展開はやや貧弱ですがヒロイン達の魅力を引き出すことで補っている印象があります。
表題作「Mrs. LOLITA」はロリな奥さんとのラブラブH。コスプレ要素も強く、甘い雰囲気でのセックスが味わえます。
何といっても奥さんである里沙ちゃんのキャラが良く、ちょっと焼きもちをやいてみたり、旦那の帰宅が遅いとすねてみたり、エッチが大好きだったりと色々な面を見せてくれます。
互いに愛の言葉を重ねながら交わる姿は実に幸せそうで羨ましい限りです。二人とも末永くお幸せにって感じですなぁ(←参照)。中編作「赤と青の官能小説」や短編「ふたりきりの生徒会」では、拘束や羞恥プレイなどアブノーマルなプレイが展開されますが、あくまで好き合う少年少女の行為であり悲壮感や陰湿な印象は少ないです。
変態じみていたり、激しい行為をしたりしても、お話のラストでしっかり互いの恋愛感情に言及するので読後感は悪くないです。
ただ、短編「婚約記念日」や「JUDO GIRL」はガチの陵辱劇なので注意が必要。特に「婚約記念日」は、ストーカー男が少女を監禁陵辱(←参照)、挙句の果てに孕ませエンドで救いナッシングという作品です。ラブい雰囲気が強い収録作品中では多少浮いている印象もありますが、実用性は高いので今単行本の収録には否定も肯定もし難い所です。純愛も鬼畜もどっちも大好き!という同志の皆様以外には安易には勧められません。
既にベテランといって良いたまち先生だけあって、絵柄にブレはほとんどありません。ヒロイン陣はロー〜ミドルティーン(「Mrs. LOLITA」の里沙さんは除く)が中心の貧乳少女さんオンリーです。
低い等身、何処か弱弱しい表情、華奢な手足に薄い胸と、少女の儚さを強める要素がてんこ盛りなキャラデザとなっています。
強く抱きしめたら壊れてしまいそうな少女たちをいとおしく抱きしめる純愛系作品でも、欲望をぶつける陵辱系作品でも、幼い少女との性交という背徳間を存分に味わうことが出来るでしょう。
エロシーンの最大の魅力は「Mrs. LOLITA」での夫婦のラブラブ感や「赤と青の官能小説」での”官能小説の模倣”というアブノーマル感など、作風に合わせた雰囲気やシチュエーションの的確な形成です。
外見が男の子っぽい少女(←参照 本編は白黒作品)が男子に「女だと証明してみろ」と言われて、薄い胸や性器を見せる内に(性的な意味で)悪戯がエスカレートな「女の子生物学」は完全に設定・シチュエーションの勝利な作品。わずか10Pしかありませんが、僕はこれでご飯が何杯もいけました。色々あった松文館からの出版のため、黒棒乱立の消しはあまりに酷いですが、そもそも性器の直接描写や動きの激しさの描写が先生の売りではないので、エロへの影響はあまりありません。
甘々な純愛にしても、ちょいとアブノーマルなプレイにしても、とても雰囲気作りの巧い作品集です。外見ロリ中身成人女性というキャラも一人いますが、多くの二次元ロリ好きに好意的に受け入れられるであろう作品だと思いました。
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