DISTANCE『美〜ちく』
遅ればせながら、拍手やコメントをしてくれた皆さん、どうもありがとうございます。本当に励みになります。さて、今週の新刊では個人的な期待度ナンバーワンだったDISTANCE先生の『美〜ちく』(コアマガジン)のご紹介です。
長くジェーシー出版を主戦場として活躍されていましたが、コアマガジンへの移籍後では初単行本です。
巨乳好きは当然として、幅広い層にも受け入れられるであろうエロコメ系和姦Hがメインの作品集となっています。
収録作は、全て短編で7作。1作あたりのページ数は26〜32Pでボリューム感があります。
男性側もヤル気満々なケースが多いながら、どちらかというと女性側が積極的な傾向が認められます(←参照、短編「え・れ・じ・い」)。ページ数は多いですが、心理描写やシナリオ展開は適度にオミットしてあり、大半をエロシーンに割り当てています。このため、エロの分量に大変満足感があり、「どのページを開いても抜き所」と言っても過言ではありません。
エロの展開は、前戯→挿入→中出しフィニッシュという非常にオーソドックスな展開ながら、十分過ぎるページ数を使ってねちっこく描かれています。このため、所謂インスタントなHとは一線を隔す濃いエロになっています。
ヒロイン陣はハイティーン〜成人女性で年齢層はそこそこ高め。年上の女性教師や名家のお嬢様、高校の同級生や大学生(?)な彼女さんなどキャラ設定は様々です。ただし、女教師モノ以外ではあまりシナリオには活かされていません。
今単行本の最大のセールスポイントと言えるでしょうが、ヒロインは全員むっちりとして柔らかそうな巨乳の持ち主です。おっぱいどころかお腹の余ったお肉でさえ(性的な意味で)美味しそうに描く(←参照)画力は高く、オッパイ星人はマストバイな一作といって良いでしょう。絵柄はベテランだけあって安定していましたが、近作ではさらなる進化を遂げて、より万人受けする絵柄に近づいた印象があります。出番は少な目ながら、コミカルなシーンでの思い切り良く崩した表情なども非常に楽しいです。
基本的にキャッチさーの強い絵柄ながら、どこか古臭く泥臭い印象は相変わらず残っており、萌え絵至上主義な貴兄には多少クセが感じられるかもしれません。
一昔前のサンデーでスポーツ系ラブコメを描いてそうな絵柄と言えば分かって頂けるでしょうか?
おっぱいだけでなくお尻や太もものむっちり感も味わえる(←参照)エロシーンは非常にダイナミックに性交が描かれます。特別なコトは何もしていないのですが、とにかく行為における一挙手一投足の動きが秀逸です。リアリズムと誇張が適度に織り交ざられた体や性器の動きは魅力的であり、長いエロシーンでも読み手を飽きさせません。
ページに余裕があることもあり、1Pまるまる使っておっぱいの揺れを表現したりと非常に贅沢なコマの使い方をします。同じ構図のコマを並べて動きを表現するなど、この辺の構図の巧さは流石ベテランの先生だなと唸らされました。
また、体の動きの緩急と同期して描かれる性器等の局所描写のエロスも光ります。特に断面図の独特の淫靡さは一見の価値アリ。
おっぱいも揺れる、揉む、吸う、挟むと八面六臂の大活躍を見せ、オッパイ星人大歓喜。
”臭い”に関する記述が多めですが、短編「アブソリュート ノーマル」を除けば味付け程度なのであまり気にしなくて大丈夫と思います。
他作品と違って独特のイキ顔(←参照)が個人的には魅力的だった「黒タイツ先生の憂鬱」がお気に入り。ちょいとS気のある大人の女性が男子生徒に見事に陥落させられる様がとてもエロイです。背徳感のエッセンスをほんのり香らせた濃厚エロながら、間口が非常に広いお気楽系Hが大変実用性が高くて心から満足。
話作りが移籍前に比べて貧弱になりはしましたが、ベテランの高い作画能力を見せつける単行本ですので、多くの方にお勧めできる1作です。
貧乳娘も大好きですが、おっきいおっぱいっていいですねぇ、ロマンですよねぇ(しみじみ
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