新貝田鉄也郎『女子ショー』
メタルヘッズな同好の諸兄はHM/HR専門雑誌BURRN!の今月号はもう読みましたか?HINDERのインタビュー記事がエライことになってますよ!というか、バチュラー的な感じにエロいことになってるんですけど(苦笑。正直ちょっとどうかと思ったりもしてますが。
さて本日は、新貝田鉄也郎先生の『女子ショー』(コアマガジン)のへたレビューです。カラフル&ポップだけど良く見ると男性器と男性の手に囲まれている表紙絵は中身を見事に表しているなぁと。
拘束エッチを主体とするハードコアなロリ凌辱とハッピー路線との不思議なケミストリーが味わえる作品集です。
収録作は、アニメのコスプレに興味を持っていた少女が間違えて入ったブルセラショップで男性達に騙されて凌辱&性調教されてしまう中編作「デビュー」全5話(←参照 第1話より)、男性教師の弱みを握った女の子が逆に騙されて凌辱&性調教されてしまう「しいくがかり」前後編、男性教師と肉体関係にある少女とその少女と同性愛の関係にあるもう一人の女の子の3人の風変りな関係を描く中編「とくべつなわたしたち」全4話、および短編3作。1話・作当りのページ数は4〜18P(平均12P弱)とお世辞にも多いとは言えないページ数。シナリオにしてもエロにしても食い足りなさは結構残るのですが、特にエロの倒錯性の構築が高い水準にあるため満足感は決して低くありません。
【新貝田先生曰く“ロリロリハッピーSMまんが”】
話の中盤までに関しては、コミカルな要素を含みつつ割合ガチのロリータ拘束凌辱劇を描いており(左下の引用絵も参照のこと)、いたいけな小○生女児を大人の狡知で翻弄しエロに持ち込む流れは結構陰湿ではあります。
中編「デビュー」や「しいくがかり」などの、口調は優しいけれども知識のない子供の思考を間違った方向に誘導して取り返しのつかないエロ行為を強要する男性達の姿には嫌悪感を持たれる方もいるでしょう。勿論、この卑怯な感じがそれに少女達が屈従するダーク系のエロシーンの煽情性を大いに高めているのも事実です。
ただし、今単行本の収録作に共通する特徴は、激しめの凌辱エッチを展開しながら全てハッピー&コミカルなエンドに持って行くことです(←参照 拘束集団凌辱の後で 「しいくがかり」より)。特にハイティーン美少女をヒロインとする所謂“ヌルめの凌辱”ではよく見られる展開であり、あまりにご都合主義的でシナリオ軽視だという批判はあってしかるべきとは思いますが、やたら沈鬱になりがちなガチの凌辱系か凌辱からの救済を真摯に描くストーリー重視系が大勢を占めるロリエロ漫画界隈においては、ギリギリのところで読後感を悪くしないこの作風は結構貴重であり、魅力的に映る層は決して狭くないと思われます。
また、決して“逃げ手”としてハッピーエンドに導入しているわけではなく、新貝田先生のコダワリ(というかご嗜好(笑))に忠実に創られていることが伝わるのであまり不快感はありません。ヒロインのキャラ立てや時々ふっと入り込んでくる感情描写の良さがコミカルさやハッピー要素の介入出来る下地を形成しているのも○。
その雰囲気の鮮烈な変化を楽しむ上では、「デビュー」の最終話の様にページ数をかけてラブに持ち込むよりも、「しいくがかり」や短編「日曜日のすごしかた」の様にラスト1Pでスパっと思い切りよく切り替えている方が個人的には好みです。
なお、中編「とくべつなわたしたち」はエロの倒錯性の色濃さは共通していますが、性器結合が不可能であるというセックスとしての不全さを抱えるレズカップルをしっとりとかつインモラルに描く作品なのでちょっと雰囲気が違うことには留意して下さい。
【魅惑の小○生ヒロインズ】
ヒロイン陣は、“女子ショー”というタイトルから考えて当然(?)ですが、女子小○生オンリー。
あどけない顔、ぺたんこ貧乳な寸胴ボディ、か細い手足と(gosplan大兄の言う所の)ローボールヒッターには堪えられないボディデザインで描かれる少女達は(←参照 縛られちゃって 短編「いつもの。」より)、小生意気だったり元気奔放だったりとっても大人しい性格だったりと、個々にキュートなキャラ造形をされています。収録作の初出としては、2004〜05年に今は亡きComicパピポ(フランス書院)で掲載された作品がほとんどであり、作品間で絵柄はちょこちょこ変遷している感はあります。なお、絵柄に関しては表紙絵での判断で問題はないと思われます。
最新の萌え絵柄に近似はしていますが、個人的には結構独特の絵柄だと感じており、胡乱な表現になりますが、村田蓮爾先生のアートセンスと(初期)もりしげ先生の退廃感と小林王桂先生の人間味とが融合した様な絵柄だなあと。まぁ、斯様な駄目な評はともかく、多くの方にとって親しみ易い絵柄だと思いますよ。
【拘束・集団凌辱多めのハードコアなエロ】
上述のとおり、エロシーンの大半は、女の子を縄やら枷やらで拘束して性玩具や複数の男性で攻撃的に責め立て、苦痛と快楽が混じり合った喘ぎ声を上げさせる攻撃的なハードエロ。
ロリィなボディとのが組み合わせが強烈に倒錯的な空気を作り出す、縄や枷、ボールギャグ、目隠しといったSMギミックを毎回の如く投入しており(←参照 「デビュー」第5話より)、無垢な少女から抵抗を奪って欲望を叩き付ける構図を視覚的にしっかりと演出しています。上述の様に、キュートなキャラ造形をされているニンフェット達が全身を暴力的に吹き荒れる性感に、口を大きく開け広げ、涙と涎を流し、頬を紅潮させるという屈辱的な表情を晒される様も読み手の嗜虐欲を強く刺激します。
単純にページ数的な都合もあると思うのですが、挿入後のピストン運動は短く、むしろその前に少女の禁忌の肉体を存分に舌と手で嬲り尽くすシーンにこそ力が入っている感があります。この前戯シーンには表現としての派手さや直球勝負の煩悩刺激力は乏しいですが、そのねっとりとした責めに体を捩じらせる様はかなり上等の抜き所という印象。
多人数プレイ(というかほぼ輪姦)のケースが多いため、ぶっかけ+前後穴中出しもあったり、顔面ぶっかけフィニッシュだったり、初潮前のロリロリおみゃんこに中出しだったりと結構様々なフィニィッシュを迎えます。
なお、あくまで合意に基づいていることと少女への配慮のため、コンドームを装着するケースが時々あることには注意が必要です。個人的には全く気になりませんけど。
また、ページ数の少なさ故にエロのボリューム感はあまり強くないことは結構なマイナス要因であることにも留意して下さい。
個人的には小生意気なツインテール娘さんが先生に騙されてヒドイことされちゃうけど最後はハッピーエンドな「しいくがかり」でがっつり抜かせて頂きました。
どうしても物足りなさは多少感じるのですが、エロのプロダクションの質の高さもあって抜き物件としては結構優秀だと感じました。
ロリータさんとの凌辱エロで実用的読書を楽しみたいけど、あんまり暗いかったり酷いのは嫌だなぁという貴兄には打ってつけの作品集ですよ。お勧め!
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