みやもとゆう『ギュッてしてね』
いけ先生の『ねこみすめ道草日記』(徳間書店)を読みました。ヒロインの猫耳少女(化け猫)も大好きですが、垢舐めのおにゃのこが最愛。ほとんど人間と同じ風体よりも、適度に化け物チックなおにゃのこの方が僕は好きな気がします。
さて本日は、みやもとゆう先生の『ギュッてしてね』(マックス)のへたレビューです。前作はお尻が今作はおっぱいが脳天直撃な表紙ですね!
ちょっぴり素直になれない美少女達がいざエッチに突入すればトロトロに蕩けたキュートな艶姿を見せてくれる萌えエロ漫画でいっぱいの作品集です。
収録作は、おっとりした喫茶店の女主人と年下の男の子との焼き餅&イチャイチャなラブ話「癒しのマドンナ」前後編(←参照 前編「癒しのマドンナ」より)、短編9作、および描き下ろし短編「ウタヒメ」(6P)。1作・話当りのページ数は、フルカラー部分を含む短編「Hypnotism☆」(20P)を除いて全て16P作品。読み応えなど皆無に近いけれども、ぬるま湯の如き温かくて柔らかいラブ空間に浸かる心地よさがあります。
前作『いっぱいしたいの』でも同様でしたが、キュートな美少女の可愛らしさとラブラブエッチを魅せることに特化した萌えエロ系作品のみで構成されており、いい意味でポプリクラブの指向にがっちりハマっている感があります。
ツンデレだったり(←参照 分かり易いけど可愛いですね 短編「ラップタイム」より)、焼き餅焼きだったり、隠し事を持っていたりと、男の子に素直な思いを伝えられない美少女さんとのお安くない話がメインであり、本当にちょっぴりのトラブルを軽快に乗り越えてお熱いエッチに飛び込んでいきます。ページ数があまり多くないこともあって、シナリオの分量は乏しい上に、物語開始時点で既にお付き合いをしている男女がほとんどであるため、恋愛感情やその発展の描写はかなり薄い印象はあります。
全般的にエロへの導入も、男性側のやや率直過ぎるエロへの欲求で押し切るタイプであり、ラブい雰囲気がちゃんと出ている印象はあるとは言え、即物的な感が弱くはありません。
かようにシナリオ重視派にはお勧めしにくい要素はありますが、ストーリーの展開よりもふわふわ感たっぷりの優しい空気の中での微笑ましい男女の会話を楽しむタイプというのが管理人の感想です。
お星様やお花のトーンワークや時々衣装関係も含めて(←参照 長身ゴスロリ少女ばんざーい 短編「彼女がホントに好きなもの」より)少女マンガチックな柔らかい絵柄であり、女の子の魅力を優しく引き出しています。ヒロイン陣は連作「癒しのマドンナ」と女教師さんが登場の短編「悩んだ時はお勉強」を除いて高○生クラスの美少女さんたちであり、若々しい恋心とエッチへの欲求とに心を千々に乱して目まぐるしい表情変化を見せる彼女たちはとっても素敵。
基本的にはボン・キュッ・ボンなナイスバディとちょっぴりロリィなお顔を持つ、煩悩に忠実なボディデザインですが、上述の身の丈の大きい女の子や貧乳な陸上部娘さんなど、ある程度バリエーションは設けてあります。
性格的にはツン気味な娘さんが多いですが、短編「お仕事させてっ」の超従順な妹さんから短編「女王様と下僕の日常」のツンツンお嬢様まで幅があり、読者の興味を引くヒロインを揃えようとする努力はよく伺えます。
まぁ、全般的に目新しさはないが鉄板なキャラ設計であり、全員速攻で“デレ”に突入してくれるという実に分かり易いヒロインさん達ですね。訴求対象はかなり広いと思いますよ。
そんなヒロイン達がいざエロシーンに突入すれば、「いやぁ」とか「だめぇ」とか「ばかぁ」とか否定語を口にしながら心も体もちょっぴり意地悪な男の子を受け入れる用意は万端という実にそそる姿を見せてくれます。
男の子の指や舌で各性感帯を責められて理性をトロットロに惚けさせ、男性へ挿入をおねだりする様は大変エロチックです(←参照 短編「僕の恋人」より)。冷静になって考えると拘束エッチとか、女の子にオナニーさせてそれを撮影とか露天風呂での羞恥系エッチとか変態チックな味付けもありますが、恋心の熱量による包み込みで尖った印象や不快感はほとんど生じさせないように設計されています。この作品にアブノーマルへの踏み込みを求めている方はあまりいないと思うので、味付けに留めているのは雑誌の方向的にも賢明な判断でしょう。
おっぱいや局所など直接的なエロ描写の水準は絵柄に似合わず淫靡なタイプであり、怒張をむかえんといやらしく花弁を開く女性器描写(ほぼ全てに毛アリ)を見せつける構図取りはおなじくマックスの看板である井ノ本先生やBENNY'S先生に通じるものを感じます。
前作から続き、必ずと言ってよいほど着衣エッチ一本槍であり、魅惑の双乳とお股は絶対にオープンするもの全裸になることはありません。制服中心ですが、エロ水着とかメイド服とかロリータファッションとかもありです。
これまた、ふんわりとした絵柄や擬音の字体といい意味でギャップのある、ゴリゴリと最奥をち○こで擦りあげる抽挿シーンのエロ的アグレッシブさは確固としてあり実用面の機能はしっかりと充実しています。
ぬぽぬぽという音を振りまきつつ出し入れを繰り返した後の中出しフィニッシュ(デフォルト仕様)は大ゴマ主体で構成されており、液汁描写云々は置いておいても性感の高みに上りつけた女の子たちの気持よさそうな表情がとても素敵で大層抜けます。
個人的にはおこちゃま体型な女子大生が無理をしてお色気たっぷりのエロ下着にチャレンジしちゃう短編「乙女ゴコロ」、クールな素顔の下に可愛い物好きな内面を隠すノッポ美少女が個人的にツボな短編「彼女がホントに好きなもの」、そしてツンデレお嬢様のエロ可愛いおねだりに性欲が大火災な短編「女王様と下僕の日常」がお気に入り。
萌えエロが大好きという貴方にはとってもお勧めな一作ですよ!
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