高岡基文『は〜れむ・ちゅーん』
昨日になってやっとこなちゃんのfigma版フィギュアを受け取れました。お値段の割にグリグリ動くしパーツも豊富とよい感じ。本当、みさおとパティも欲しいです、まぁ多分発売はないでしょうが(溜息。
さて本日は、高岡基文先生の『は〜れむ・ちゅーん』(ヒット出版社)のへたレビューです。表紙通りの明るく華やかな印象が強かったです。。
様々なタイプの美少女達を逐次投入という、よい意味での節操の無さが形成する明るく楽しいドリームワールドを楽しんで下さい。
学園合併の試行期間に本校のお嬢様学校から10人の女生徒が野郎だらけの男子校に転入して繰り広げるエッチなコメディ表題作第1〜7話+おまけ短編を収録。
管理人が購入した限定版には、これにキャラクター設定集とフェロモン全開のエロエロ看護教員さんのお話(15P)を収録した小冊子が付いてきます。
第0話と銘打たれたおまけ短編(8P)を除いて、1話当りのページ数は22〜30P(平均27P弱)と適度なボリューム。
キャラクターの魅力を引き出す日常パートと十分激しく描きながら明るい雰囲気を損なわないエロシーンの量的なバランス感覚の良さが読み心地を良くしていた印象があります。
凌辱系の作品も描かれる高岡先生ですが、今作は餓えた野郎の巣窟に美少女達が転入という舞台設定で徹頭徹尾暗さを排したコミカルな群像劇を展開しています。
名も無き男子学生達はヒロインのキャラクターおよびエロの魅力を高めるためだけに存在する、言わば舞台装置に過ぎません。
タイトルに“ハーレム”とありますが、これは特定の男子にとってではなく、ヒロイン達にとって男子校という場が選り取り見取りな“ハーレム”である(←参照 何気に最も性悪女キャラな中原さん 第1話より)という意味合いであることは留意されたし。男子の存在感がないことから想像つくと思いますが、ヒロイン達が学園“性”活を楽しむ様がメインであり、恋愛描写はレズ要素を含む第7話を除いてほぼ皆無ですので、ラブコメディをお求めの方は回避推奨。
なお、無理矢理気味のエッチもありますが、それすら頑ななヒロインの心をこじ開けるためのある種のサービスであり、男性陣が基本いい奴ばかりであることもあって、各話の終わり方もハッピー&コミカルで気持ち良いタイプです。
1〜2人に焦点を当てる各話に話のつながりはほとんどなく、どこから読んでも楽しめる分かり易い構成です。
狂言回しを引き受ける星ノ宮くりんちゃん(←参照 第1話より)を除けば、せっかく大量投入したヒロイン達の関係性があまり描かれていないのが群像劇としてはかなり勿体ないと個人的には思います。もうちょっと各話の横の繋がりが欲しい所。とは言え、余計なシナリオ展開やキャラクターの関係性の説明を省くことで各話においてキャラクターの個々の魅力を描出できています。
キャッチーな二次元絵柄で描かれた総勢12名(教師2名含む)のヒロインは性格や髪型、体型など豊富なバリエーションを誇り(多少要素が被るヒロインズもいますがそれはご愛敬)、これだけ居れば誰かお気に入りのヒロインが見つかるだろうと妙な安心感も持ってお勧めできます。
個人的には爆乳とちんちくりんボディの危ういバランスが可愛らしすぎる伊吹先生(←参照 管理人萌死 第5話より)と姫カットがキュートな貧乳ツンデレ娘さん(デレ僅少ですが)の出雲さんが特にお気に入り。ヒロインのキャラ立てにそれなりにページ数を割いているため、エロのボリューム感はそれほど強くはないのですが、十分な量は確保されていますし、キャラクターの魅力に由来する妄想喚起力も強いので実用性はしっかりあります。
男と女の構成が、野郎複数対ヒロイン1〜3人、野郎1人対ヒロイン2人と多人数プレイが多いのが特徴。
単に美少女が沢山のティンコに囲まれて乱れるだけでも十分にエロティックですが、二人のお嬢様の張り合いを利用して行為をエスカレートさせて行くエロシーンを、二人を対比させながら(←参照 ちなみにくりんちゃんによるお膳立てです 第4話より)進行させたり、ツンツン貧乳さんとおっとり爆乳さんという性格・体型の真逆のヒロインを同時にエロに絡めたり(第6話)と単調になることを防いだエロ展開のバリエーション・展開の巧さは流石ベテランの一言。緊張感が一気に減退する(特にヒロインの表情について)描き込みの甘いコマや迫力重視のためにパースに不安を覚えるコマも散見されるのはちょっとマイナス要因ですが、この適度の荒さも含めて個人的には愛しております。
多人数プレイ故にフィニッシュは中出し・外出しの乱れ撃ちで、ナカダシャーもぶっかけスキーも、両方好きな管理人も皆ニコニコの抜き所。
学園という舞台なのに、第2話の体操着ブルマを除いてコスプレ要素が乏しいのは心残りでしたが、次巻はコスプレ編ということなので大いに期待です。
肩肘張らずに楽しめる美少女達のエロエロ学園性活は、ヒロイン一巡を果たした今後も続くようでうれしい限りですが、次巻以降では今単行本とは異なるヒロインの組み合わせを楽しみたい所です。
読む前は、「単に多様なヒロインを揃えとけばいいという考えはどうか?」などと生意気なことを考えていた僕ですが、すっかりこのエロエロ夢想空間にはまってしまった次第。伊吹先生可愛いよ伊吹先生。
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