由雅なおは『恋愛絶対領域』
今回のストライクウィッチーズも湯気という名の白い壁に色々阻まれ、(いくらDVD買うとは言え)あんまりだと思いましたが、それより問題なのは管理人の嫁のフランチェスカたんの出番が極少だということです。ムキー!まぁ、サーニャちゃんに比べれば…。
さて本日は、由雅なおは先生の『恋愛絶対領域』(オークス)のへたレビューです。由雅先生の前単行本のレビューもご参照あれ。
ライト凌辱から子供同士のラブラブHまで作風の幅は広めですが、可愛らしいロリ娘さん達とエロいことしたい貴兄にはお勧めできる作品です。
収録作は、二人の男の愛情を秤にかける大人の女を演じようとした女児の悲しい失敗を描く「こどものじじょう」前後編(←参照 前編より)、男女が共に子供らしからぬ暗い姦計を巡らす短編「優しさの裏側で」+描き下ろし後日談、および短編8作となっています。1作当りのページ数は「こどものじじょう」(前編に相当 18P)を除いて全て16P。ページ数の少なさに加えて、重いシナリオや凝ったキャラクター造形を排して抜きに方向性を絞った作品が多いため、読み応えは良くも悪くも弱い印象があります。
上述のとおり、少年少女同士の子供らしい純情さが素敵な恋愛H系から凌辱的な要素を含むダーク系までシナリオの味付けは様々。
能天気なラブラブ系作品が多めである分、恋心の行き違いが招くシリアスな心理描写を含む「こどものじじょう」や少女を蹂躙する暗い要素を含む短編「優しさの裏側で」「ヒメゴト」がピリッと辛いスパイスになっていますが、お話はあくまで味付け。
上級生に性的な意味で悪戯をされた少女が鮮やかな逆転劇をラストで魅せる短編「ヒメゴト」(←参照 まさかの微笑みでのラスト)で展開の巧さを見せつけたものの、ページ数が少ないこともあってシナリオの流れにこれといった見せ場がないのはちょっと残念。背伸びしたい女の子が引き起こす等身大の悲劇を扱う「こどものじじょう」や、無邪気に見える少年少女が共に騙し合う短編「優しさの裏側で」は、題材のチョイスが優れている上にラストの余韻も大変よいのですが、シナリオの分量的な余裕が無い故に劇終までの話の持って行き方に説得力が欠けていたと感じました。
近作では、ボディバランス(特に頭と胴体のバランス)の大幅な改善が見られましたが、今単行本にも収録されている2006年辺りの作品ではやはり以前の危ういバランスの絵柄。
とは言え、ハイティーン美少女〜成人女性では違和感を覚えていた頭でっかちのキャラデザがロリ少女を描くと結構マッチしており、想定外の可愛らしさが感じられました(←参照 短編「そうじの時間」より)。丸みの強い顔の造作に、ぱっちりとした大きい目、さらにはやたらとデカイリボンを装備させたりとロリ娘のキュートさをより修飾する要素が多いのはプラス評価です。
しかし、ロリっ娘とはいえ、同年代の男の子との絡みが多いこともあってあまり体の小ささや年齢の幼さが強調されている印象はありません。初出の雑誌から考えればヒロインは全員小○生のはずですが、それを想起させようという意欲は乏しい感もあります。
また、重要ポイントの胸も完全ペタンコさんから年不相応過ぎる巨乳さん(←参照 短編「お医者さんとの秘密診察」より)まで結構バラエティがあり、「ロリ=貧乳」という鉄の掟を堅持する貴兄は回避の方向で。
個人的には、お胸が大きい事への少女(←の娘さん)のちょっとした不安・コンプレックスに付け込んで、その巨乳にいやらしいことをしまくる「お医者さんとの秘密診察」が大層エロティックであり抜き的な意味でお気に入りです。幼い恋愛感情を確かめ合う嬉し恥ずかし恋愛エッチもありますが、身も蓋もない凌辱エッチもありますので多少注意されたし。なお、気弱な男の子が女の子の集団に美味しく頂かれちゃう作品もあったりとエロのシチュエーションは広め。
男性器・女性器の描写共に貧弱であり、それ故断面図や透過図の描き方も中途半端で正直あまり必要は感じません。そういった直接的な描写よりも、可愛いロリ美少女にエロいことしているんだ!という妄想の喚起で抜かせるタイプであり、絵の好みが実用性を大きく左右する可能性があります。
古典的な直線的なコマ構成と萌え要素の強い絵柄とが微妙に噛み合っていないせいか、いまいち中出しフィニッシュの迫力が感じ取れませんでした。まぁ、体の動きや液汁描写の迫力・激しさで魅せるタイプではないということは書き添えておきます。
もうちょっとページ数が増えて、キャラクターの掘り下げや作品中盤でのシナリオ展開が加われば、絵柄とキャラで抜かせるエロシーンの魅力がさらに高まったのではないかと思えます。
何はともあれ、帯の訴求文の通り、「よーするにロリ娘とHなことしたい」方にはお勧めできますよ。
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