たかねのはな『性援隊』
コンビニで買った缶ビールを歩きつつチビチビやりながら帰宅。夜風と冷たいビールがよく合います。サッポロ派ですが、夏はあっさり味のアサヒかバドが個人的には好きですなぁ。
さて本日は、たかねのはな先生の『性援隊』(エンジェル出版)のへたレビューです。帯の「元気を射精(だ)して!」は上手いフレーズですね。
ボリューム感のあるおっぱい、丹念に描き込まれた女性器、派手め液汁描写による演出に彩られたエロシーンが魅力の作品集です。
収録作は、ロリ巨乳さんとツンデレさん(←参照 「マドンナ抗争」より)がクラスの男子人気を巡って(性的な意味で)軍拡競争な連作「マドンナ抗争」「マドンナ暴走」、頑張っている部活や個人に声援ならぬ“性援”を送る“性援隊”の活躍を描くシリーズ作1〜4話(以下続刊)。および短編1作となっています。1作当りのページ数は20〜22Pでほとんどの作品は20P。ページ数的には平均的ですが、エロのボリューム感は十分に確保されています。
端的に言えば、巨乳美少女とガンガンエッチ!という内容で、シナリオ的な味わいはほぼ皆無です。
なお、性的な知識がないことを馬鹿にされる地味な娘さん(←参照 短編「キャラ変え」より)が自分を変えようと男との変態的な性行為に身を委ねる短編「キャラ変え」や、コミカル風味なヒロインバトルの前半から様変わりして委員長の姦計によって二人の美少女が集団調教される「マドンナ暴走」は恋愛要素が皆無のダーク&インモラル系の作品ですので、和姦か否かを気にする方は一応注意です。打って変って底抜けに明るいエロコメ作品の性援隊シリーズとは作風が大分違いますが、女性側の快楽最優先という傾向は共通しており、苦痛描写等はないのでそこまで気にする必要はないかもしれません。
それより気になるのは、シナリオの構成力であり、前半から想起される流れと異なる後半が微妙に違和感を抱かせるマドンナ抗争シリーズや、各話の間でシナリオがあまりにぶつ切りになってしまっている性援隊シリーズの構成には不安定感があります。
まぁ、エロが売りの作品であり、あまりシナリオに重きを置いていないので、実用性に影響したりはしないので、これもまたマイナス要因にはあまりならないと思います。
古めの作品ではアングル変化によって作画が多少ぶれていましたが、基本的に絵柄は安定しており表紙絵判断で大丈夫です。
標準的な萌え系絵柄(←参照 シリーズ第1話「性援隊へようこそ!」より)で描かれるミドル〜ハイティーン美少女達はごく一部の例外を除いて大きな双球の持ち主。貧乳さんすら怪しげな薬のおかげで爆乳さんに変身してエッチに臨みますので、貧乳ロリ娘とキャッキャッウフフしたい貴兄は回れ右です。キャラクター間での顔の描き分けが弱いこと、日常シーンでの表情変化の妙に乏しいことはマイナス要因ではありますが、エロシーンでは涙や涎を垂れ流しながら紅潮する表情がなかなかエロチックであり、読み手の征服欲にうまく火を点けてきます。
男性側の体の動きがほとんど描出されていないため、男と女の肉弾戦としては不足はありますがエロシーンは十分激しくかつ濃い目に表現されています。
上述の通りシナリオ的にはやや納得いかないものの、マドンナ抗争シリーズではエッチな行為が軍拡競争的にエスカレートしていく様子をリズミカルに展開すると共に、二人を対照的に見せるコマ割りや設定の巧さが光っていました。
性援隊シリーズは、エロのためなら時には雪山で遭難した山岳部を登場させ、時には謎のオカルト生物まで登場させる無節操ぶりが楽しく、味付けはコミカルなものが多い印象があります。
応援用のボンボンを使ったプレイ(笑)とか、凍傷をオミャンコの熱で完治(←参照 オイオイ 「白銀のエンジェル」より)とかあまりにお馬鹿な要素も絡みますので、エロにギャグが絡むのが嫌いな方は要注意。いちいち台詞を山関係に絡めたシリーズ4話の「白銀のエンジェル」のアホらしさ(誉めてます)は一級品。
媚肉のヒダヒダや尿道口周辺まで丁寧に描き込んだ女性器の直接的な扇情力が非常に強くエロを下支えしています。柔らかさを強調された大きめおっぱいは十分魅力ですが、エロシーンでのパイズリといった活躍はあまり認められないのでおっぱいスキーへのアピール力は意外に弱い感があります。
液汁関係は結構しっかりしており、大量の液が乱舞したりしないものの、視覚的に派手な演出になっています。
淫靡に描かれたオミャンコやアニャルから淫蜜と混じり合った白濁液が噴出する中出しフィニッシュシーンの爽快感はなかなかのものです。
絵柄も幅広く受け入れられるタイプですし、エロの実用性も十分なので割とお勧めしやすいタイプの作品です。
次巻以降で性援隊メンバーのキャラクターの掘り下げや、応援する部活の要素を絡めたエロ展開が増えることを期待しています。
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