ヘドバンしながらエロ漫画!

エロ漫画とメタルを愛する駄目人間が胡乱なことをのたくるブログ 当然ですが18歳未満閲覧禁止です。

陵辱・鬼畜エロを『楽しむ』ことについて

すいません、レビューじゃなくて本格的に胡乱なことを書きます(汗

常々漠然と考え続けてきたことなんですが、先日えろまんがとぴっくすさんが記事を執筆されていて刺激を受けたんですよ。

いきなり話が飛躍しますが、僕はヘビィメタルが大好きで、デスメタルとかスラッシュメタルといったジャンルを特に愛好しています。
このジャンルって、暴力とか反宗教とか戦争とかがテーマであることが多く、歌詞は反社会的で攻撃的なことがやはり多いです。
音も荒々しくて、慣れない人には雑音にも聞こえるような(よく下手なんだと間違える人がいますがメタルミュージシャンの演奏力は相当高いです)暴力性・攻撃性があります。

でも、聴いているとコレが物凄くカッコよく聞こえて、血湧き肉踊って、気持ちが力強さと爽快さで一杯になり、「楽しめる」んですよ。
サム・ダンという映画監督が「何故、ヘビィメタルは偏見を押し付けられ、嫌われるのだろう?」という疑問に自身で答えを見つけるために撮った『ヘッドバンガーズジャーニー』という傑作ドキュメンタリー映画があります。
彼が劇中で出した答えを要約すると、「ヘビィメタルは確かに反社会的で攻撃的だ。しかし、人はそういった暗いもの、社会的には『悪』とされるものすら『楽しむ』ことが出来てしまう。その事実を人に突きつけるからこそ、ヘビィメタルは嫌われるのだ。」となります。

さて、本論に戻りますが、この見解のヘビィメタルを陵辱系エロ漫画と置き換えてみればいかがでしょう?僕個人は凄いすっきりすると思うんですよ。
時に弱者を残酷に嬲り、時に強く気高く存在を貶め絶望させるどす黒い嗜虐欲や支配欲にしろ、逆に自分が圧倒的な力に翻弄され変えられてしまうことを望む自己破壊的な衝動にしろ(僕は嗜虐欲と被虐欲は表裏一体と思ってますが、まぁそれは今はいいです)、反社会的であったり攻撃的であることは確かです。
これらの欲望が行き過ぎて、実社会に影響してしまえば当然社会的なリスクがある訳で、もちろん表に出してはいけないのですが、エロ漫画という想像上の世界ではかなり小さいリスクで他人様に迷惑をかけずに楽しみ、欲求を解消することができます。

勿論、鬼畜とか陵辱というものは皆が皆楽しめるものではありません。ただ、個人差が非常に大きいにせよ、そういった暗い欲望は誰にでもあるのだと思うのです。
「ロリや陵辱エロなど反社会的な『貧しい』漫画は廃止すべき!」とおっしゃる人達が、正義や道徳という錦の御旗を持って絶対安全な位置から弱者である性的マイノリティーを迫害する行為の背景に、彼ら彼女らの薄暗い嗜虐欲が無いと誰が断言できるでしょうか?
名著『エロマンガ・スタディーズ』で永山薫氏が書いておられましたが、「そんな暗い欲望は一部の性的倒錯者のものでしかない」という現実逃避的な考えこそがむしろ貧しいのではないかと思うのです。

またメタルに話が戻りますが、暴力推奨や戦争賛美みたいな歌詞を持つスラッシュメタルやデスメタルですが、実際バンドメンバーがそういった行為を是としているかというと全く違います。(まぁ、悪魔崇拝系のブラックメタルはガチなケースが多いですが…)
多くのバンドは戦争や暴力に反対すると同時に、宗教(特にキリスト教)による倫理観の画一化に強く反対しています。メタルミュージシャンには死刑廃止論者や菜食主義者、敬虔なキリスト教徒も少なくありません。
滅茶苦茶矮小化して言うと、「人ってこんなに残酷で攻撃的だよ!戦争とか宗教とかこんなに人を殺したり苦しめたりするよ!凄い酷いだろ!それを体感しろよ!そんで自分でよく考えろよ!」ということです。
先ほどと同じく、戦争とか宗教とかの部分を嫉妬とか性欲とか憎悪とかに置き換えれば、エロ漫画でもぴったりくると思うんですよ。

陵辱エロもそれと同じで、表現される惨状をそのまんま呑み込むだけでは楽しみが少ないと思うのですよ。
鬼畜とか陵辱って言ってみれば、世間的に『善』とされるもの(純潔、法律、愛情などなど)に挑戦するというか破壊しようとする行為です。
もちろんそういった『善』なるものが逆転して『悪』を征するという筋も多いですが、多くの陵辱作品では「善きもの」「美しいもの」は「悪」に敗れます。

オイスター先生や氏賀Y太先生の作品では家族愛や友情といった人間の尊厳が描かれますが、それらは圧倒的な暴力と狂気に踏みにじられ何の救済にもつながりません。
では、登場人物達を救わない家族愛や友情に価値はないのでしょうか?「悪」に敗れる「善」は無価値なのでしょうか?それは断じて違うと思います。
例え何の実質的な救いにならなくともそれを大切に抱き続けるからこそ、作品中で描かれる家族愛や友情は崇高なものだと考えます。

「悪徳の榮」と「美徳の不幸」が描かれても、それは悪徳が美徳に変ることを意味しないのです。
悪徳を悪徳として楽しむと同時に、いくら汚されても決して光を失わない美徳の価値に気付かせてくれるのが陵辱エロではないかと考えています。

何とも取り留めの無い文章になってしまいました。
陵辱作品=悪いものという先入観を無くして、「二次元世界では悪を悪として楽しんでいいじゃないか!楽しむこと自体が悪じゃないんだ!」と思っていただければ、節操無しなエロ漫画愛好家としてこれ幸いです。
…にしてもこの文章長いよ。しかも文章下手すぎるよ(泣。精進あるのみかぁ。
  • 2008.04.30.Wed
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魚肉ん『妹まつり』

SisterFestival.jpg気が付いたら1ヶ月くらいニコニコ動画に行っていない!僕は一応有料会員なんで、勿体無いです。
行っていない間に収束してしまったブームとかあるんでしょうなぁ。

完全に出遅れましたが魚肉ん先生の『妹まつり』(マックス)のご紹介です。以前からお兄ちゃん好き好きな妹モノをよく描かれていましたが、今回は全作をその系統の作品で揃えてきました。
色々と単調さが目立ちはしますが、ナイスバディで兄貴が大好きな妹ちゃん達とお気楽なラブラブHが楽しめる作品です。

収録作は短編9作、および描き下ろしとして短編「妹のコスプレ論」の後日談1作が収録されています。1話当りのページ数は16〜24Pで平均的です。
読み応えという点では平均以下ではありますが、サクサク実用に供するにはむしろ適当かもしれません。

BrotherLoverAlliance.jpg上述の通り、描き下し作品を除いて、ちょいと素行に問題ありな兄貴とお兄ちゃんが心から大好きな妹達(←参照 「妹の心は大人味」より)が登場のエロコメ作品ばかりです。
シナリオ的な面白みがほとんど無いのはこの手の作品では仕方ないとしても、コミカルパートは勢いが空転気味で残念ながら笑えません。この辺りは1巻目『らんぶるらんぶる!!』以降ほとんど進歩しておらずちょっと困りモノ。
ただし、ドタバタコメディとしては評価は出来ないものの、明るい雰囲気を作り出すことには成功しています。
インセストタブー?恋愛からセックスに至る情緒?何それ美味しいの?という作風なので、エロ以外に期待するのは止めておいた方が無難だと思います。

InkTeacher.jpg絵柄に関しては相変わらずコテコテ萌え絵柄であり(←参照 「妹のコスプレ論」より)、その強烈な萌え萌え濃度の高さは結構賛否が分かれるかとも思います。
また、左のコマのように、適度に大きい胸をお持ちのミドルティーン級のヒロイン陣がほとんどであり、妹=ツルペタロリ娘という鉄の掟をお持ちの求道者の皆様は回避されたし。
柔らかそうに描かれる大きめサイズのおっぱいやストッキング率高めの色気のある太ももなどと、目パッチリの丸っこい童顔のギャップの良さは個人的にはなかなかそそります。

1巻目で存分に発揮し、2巻目『OKOTA』ではおまけイラストのみに見られたスパッツやブルマへの作者のフェティッシュな愛着はさらに減退し、その手のコスチュームはゼロ。個人的にはかなり残念です。
OnClothes.jpgぷっくり盛り上がったお股周辺をぴっちりスパッツの上からクチュクチュといじくる様は大層エロかっただけに、その手のシチュエーションの減少は寂しいです(←参照 今単行本では稀有なコマ 短編「史上最悪節分!」より)。

まぁ、細かいコダワリは勿論大事ではありますが、可愛い妹にお口でご奉仕してもらい、自らぱっくり開くツルツルおみゃんこにガンガン挿入して中出しフィニッシュという一連のシークエンスの実用性が高いことは確かです。
エロシーンでの展開や構図にワンパターンな印象が拭えませんが、実用的読書の邪魔になるようなことでもないのであまり気にしなくても良いでしょう。

HentaiSister.jpg白痴キャラとまでは言わないものの、どうにもお兄ちゃんへの恋に盲目な甘えん坊妹ちゃんたち(←参照 「妹のぱんつ」より)とエロイことしたい貴方にお勧め。
ヒロイン設定が妹である必要性がイマイチ感じられなかったり、マンネリ感が弱くなかったりするため、訴求対象は幅広そうなのに敢えてコレを推すのは抵抗感があるというなんとも微妙な評価ではあります。

余談ですが、『らんぶるらんぶる!!』の新装版の表紙が全く頂けないです。晋遊舎の時の色彩鮮やかなポップキュートと下品一歩手前のエロ成分との絶妙な配合具合の表紙・裏表紙絵でいいじゃんと思うんですがねぇ。
  • 2008.04.30.Wed
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西安『エプロンプレイ』

ApronPlay.jpg酒とエロ漫画の日々。さんを読みに行ったら、gosplan大兄が1日に6作品レビュー(しかも相変わらずの良質レビュー)という離れ業をやってのけておりました。凄いよ、凄過ぎるよ(ガクガクブルブル
25日発売作品は大漁(誤字にあらず)過ぎて、1日1冊主義な当ブログではどうしても一部は後出しレビューになるのが、こう、何と言うか歯痒いところですなぁ。

さて気を取り直して、今回は西安先生の『エプロンプレイ』(ワニマガジン社)のレビューです。
高い作画能力で描かれるむっちりした肢体がくんずほぐれつ大活躍のエロシーンの魅力は勿論のこと、愉快痛快なコメディも陰湿なインモラルもどちらも魅力的に描ける芸風の幅広さも楽しめました。

OpeningService.jpg収録作は、夫の残した食堂を守るため天然さんな未亡人(←参照)がライバル店の出店攻勢と闘うという、どっかで読んだ気がする(笑)出だしの長編「ハナエ食堂」全9話+αおよび短編3作とカラー作品4作となっています。
カラー作品を除き、1話当りのページ数は10〜18Pで基本は16Pです。数値だけを見るとボリューム少なめなんですが、どこを開いてもエロシーンといっても過言ではなく、エロの濃さもあって1冊読み終えた時の満足感はかなり高いです。

長編「ハナエ食堂」は、とにかくどのページを開いても淫乱女性陣と助平男性陣がギシギシアンアンという状態ですが、実用性の高いエロと爆笑必至のギャグを無理なく融合させています。
素晴らしいのは、オーバーな演出やギャグ調に崩した絵柄をほとんど使わず、漫画としての展開・構成力とト書きや台詞回しでがっちり笑わせてくれることです。
Critics.jpg(一応)料理関係である設定を活かし、グルメ漫画でよくある名調子な味の解説を、親父ギャグ要素を添加して臆面もなくエロ漫画に投入してきた(←参照 「ハナエ食堂」第3話)のには僕の脳内で割れんばかりの拍手喝采が起きました。
このコマだけだと分かりませんが、各話において徹頭徹尾この大真面目な馬鹿解説が為され、解説の締めも無駄に名調子(笑。お勧めですので是非ご覧アレ。
他にも、ページの最後でネタをふり、めくったページの頭で時にベタベタな時に奇想天外なオチをかましてくるなど、読み手を楽しませる仕掛けで一杯です。

絵柄はベテランだけあって高水準で安定。鮮やかな色使いや肌の色の美しさが魅力的なカラー作品も大好きですが、作者が粋なこだわりを見せるアナログ作画の魅力を僕は愛して止みません。
太めで力強い描線を多用しながら、女体の柔らかさや美しさを丁寧に描けています。また、女性の柔肌と髪や下着の黒色とのコントラストが画を引き締めており、シンプルながら奥深い白黒絵こその美しさがあります。
BindedBeauty.jpg非常に陵辱モノ向けの画風で、実際インモラル系の短編でもばっちりハマっていますが(←参照 短編「ひみつひみつ」より)、コミカル作品でも違和感は全くありません。

なお、インモラル系の短編はページ数が少ないこともあり、シナリオ関係に見るべき所は無いですが、熟れたボディの成人女性が年下の少年に翻弄される様のギャップは非常によいと感じました。

MonsterLoliTrio.jpg基本的にむっちりナイスバディな熟女さん(25歳オーバー)がメインながら、「ハナエ食堂」ではローティーン娘トリオ(←参照)やハーティーン少女複数名等も話とエロに絡めておりキャラクターはバラエティ豊かです。
また、短編の一部を除いて1対1の行為が描かれることはなく、男多数×女性1人、男1人×女性多数、果ては男多数×女性多数の大乱交など何人もの体が折り重なり交じり合う複数人プレイが基本となっています。
むっちりボディ、飛び散る男女の液と汁、筆ペンで強く書かれる嬌声や擬音で埋め尽くされる淫乱ヒロイン陣の痴態の迫力は一級品。
性器のアップなどの描写をほとんどせず、男女の体のぶつかり合いが描写の中心になっていることも特徴の一つでしょう。

ただし、人によってはゴチャゴチャして煩く感じたり、「エロシーンまでにギャグをてんこ盛りにするのは萎える…」と感じる人もいるとは思われます。
また、1コマ1コマの妄想喚起力は抜群ながら、多人数プレイ故に一つの動作(フェラやピストン運動等)をじっくりと描くことは出来ていません。

かなりお気に入りな作品なので、久しぶりにレビューがちょっと長くなりましたが、エロコメ大好きという人には是非お勧めしたい物件です。抜けて笑えて一挙両得ですよ!
  • 2008.04.29.Tue
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上乃龍也『××××まみれ』

××××世間では11連休なんて方もいるそうで羨ましい限りです。僕は、休日は昼寝したり植木の世話したり、メタルを聴きつつ漫画・エロ漫画を読んだり録画しといたアニメを観たり程度なので連続11日も要らないのですが(笑。
3連休くらいがベストですねぇ。

本日のレビューは上乃龍也先生の『××××まみれ』(富士美出版)です。因みに『チョメチョメまみれ』と読むそうですよ。
独特の液・汁のウェット感や淫靡な性器描写が醸し出す濃厚なエロさが魅力的な作品集です。

WillYouTryThis.jpg収録作は、アダルトショップの女性店員さんがHな実演販売をしてくれて主人公が恋に落ちちゃう「おとなのTOY×ストーリー」前後編(←参照 前編より)、Hへと心配しない仲にヤキモキしていた彼女さんがメイド服を着たら彼氏君の煩悩にスイッチが入ってしまった「誘う×メイド服」前後編、男性教師と女生徒二人の年の差カップルのお話「おこりんぼ×ハニー」「よこれんぼ×バニー」2連作、および短編5作となっています。
1話当りのページ数は16〜20Pでほとんどの作品で16Pです。1作ごとの漫画としてのボリューム感はやや不足ですが、実用性の観点からすると十分です。

実用性重視の作品の例に漏れず、ストーリー性はほとんどありません。前作『えっちいカンジ』(一水社)までは収録されていたダーク要素のある作品や強要気味の作品は今単行本では掲載されておりません。
また、今回収録されている「初デート×映画館」の様に以前は、カップル話でも恋愛感情があまり表に出てこない作品が多かった印象がありますが、今回は「おとなのTOY×ストーリー」や「おこりんぼ×ハニー」のように割合素直に好き合う二人の感情を描いています。
StrongMinded.jpg最近のエロ漫画界隈においてラブラブ和姦系では、女性側がHのきっかけとなるケースが圧倒的に多い気がしますが、今単行本では男性にも一定の存在感があるケースがあり(←参照 「放課後×プレイング」より)、個人的にはちょっと評価に上乗せです。ティンコにしか存在価値のない男性キャラはいかがなもんかと思うんですよ。

登場するヒロイン陣はハイティーンの女生徒たちが中心ですが、黒下着&ガーターベルトがばっちり似合う大人の女性(短編「兄さんの彼女×満悦時間」)などもおります。体型に関しても「おこりんぼ×ハニー」のナイ胸チビッ娘(非ロリ)や「放課後×プレイング」の長身美人さんなど幅は広めながら、巨乳さんが多い傾向はあります。
また、裏表紙から想像が付く通りにコスプレ要素は強めです。ヒロイン陣の設定の都合上、学生服が多いですが、恋する男性教師にアピールするために学校で編みタイツ付きバニーコスチュームを着て迫るなんて無茶苦茶なとてもドリーミーな話(短編「よこれんぼ×バニー」)なんてのもあります。
LetsCostumePlay.jpg個人的にコスプレ関連では、彼氏の趣味に合わせる為、大して好きでもないコスプレを頑張っちゃう健気なユキちゃんがお気に入り(←参照 「誘う×メイド服2」より)。
彼氏君の目論見通り(?)に、お話のラストではコスプレHが好きになってしまうのは何とも微笑ましいです。

良くも悪くも上乃先生の絵柄の最大の特徴は、女性キャラの過剰とも言えるむせ返る様な色気です。
EroticBlackHair.jpgぽってりとした薄紅色の唇、男を誘うような潤んだ瞳、温度や湿気が伝わるような呼気などが醸成する圧倒的なエロスは圧巻(←参照 「兄さんの彼女×満悦時間」)。
また、光沢感と柔らかさを表現する独特な肌の描写や、男性器も含めて濡れそぼった性器描写の淫靡さは大変魅力的です。ただし、このいわば”やり過ぎ感”は人によってはクセの強さと思われるかもしれません。
…だったのですが、近作の「おとなのTOY×ストーリー」や「濡れる×Umbrella」などではそういったクセのある部分を薄めてきており、より一般受けする画風になってきたと感じました。
なお、性器表現はますますレベルアップしており断面図や結合部のズームのエロさはかなりの高水準です。

性器やその結合部の局所描写、独特のエロスを持つ表情のアップ、そして柔らかそうな肢体全体の描写を巧に組み合わせるエロシーンの構成力はやはり進歩しており実用性をしっかり高めています。

絵柄にしてもシナリオの作風にしてもに、より抵抗感無くサクサク実用に供せる作品にきっちり仕上げてきたなという印象があります。
より読み易くよりエロイ作品を作っていこうという姿勢が認められ、今後ますますの進歩が見込めるであろう作家さんですよ。
  • 2008.04.28.Mon
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リズとパティに挟まれたい雑記

えー、最近雑記の率が高くなってしまい申し訳ありません。
硬派に(?)に「僕はレビューに専念するぜ!キラーン」といきたい所ですが、雑念が抜けきらないので胡乱なことを書いちゃいますよ。

まさかまさかの事態が起きまして、何と天然猫肉汁アリス缶詰さんに拍手コメント(それも沢山)頂きました。ありえないことが起きちゃったYO!
気合の入ったエロ漫画読みならば大抵の方はご存知と思いますが、Amazonにおいてエロ漫画レビューで大活躍されている方です。
僕のような若輩など比較にならない長い長いエロ漫画愛好歴と物凄い知識量をお持ちの方なので、この方のレビュー読んだことない方は是非リンク先に行ってみて下さい。

因みに以前リストマニア「2007年極私的ベスト24」を読んだ時には、「こ、こんな波乱万丈な人生送ってらしたのか、アリス缶詰さんは!」って思いましたよ!


あと、最近スラッシュメタルのPV貼ってないじゃんと気付きまして、需要ナシとは知りつつ貼ります。いやだって、一応当ブログのアイデンティティーですしね(えー。
こ、今回のは金髪美女(ナイスおっぱい装備)とか登場するんだから!べ、べつに貴方にも興味持って欲しくてようつべを探し回ったりしてないんだからね!ホントだからねっ!

妄言はさておき、いいですDew-Scented。デスラッシュに分類されがちですが、グロールを抑えたVoはデス色はそんなに強くないです。
かっちりした楽曲で正にジャーマンスラッシュの正統的後継といってよいでしょう。The Hauntedのような北欧系デスラッシュとは違う質実剛健さが光ります。

続きは、折角の機会ですので拍手コメントへのレスとか、今週のアニメ感想とか。では、皆さんまた次回のレビューにてお会いしませう。

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  • 2008.04.27.Sun
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いさわのーり『あッ!りとるふらわ〜』

ALittleFlower.jpgレェービューは続くーよー、どーこまでーもー(某児童唱歌風に)。今週はエロ漫画ライフの充実度とそれに反比例する睡眠時間が大変なことに。何だかんだでもう若くないね!
されど絶対神たる乱崎凶華様への忠誠を胸に今週も頑張ります!

今日は、いさわのーり先生の『あッ!りとるふらわ〜』(茜新社)のご紹介です。帯によればいさわ先生はLOの読者アンケートで最も支持されているとのこと。
その煽り文に十分納得できる、ロリ娘さん達との甘〜いHが目白押しな質の高い作品集となっています。

収録作は全て短編で9作。1話当りのページ数は20〜22Pと平均的なものです。後述するように性行為をじっくりと丁寧に描くため、エロのボリューム感は平均以上と言ってよいでしょう。

シナリオに起伏や盛り上がり感は乏しいですが、小○生のヒロイン達が男性と行為に至るまでの導入部分は少女達の心理描写等をしっかり行っており雰囲気作りが大変うまいと感じました。
また、少女が自らの孤独感を男性との心と体の重ねあいで癒していく短編「夏休みのオクリモノ」は、MayGodSaveHer.jpg人とのつながりを求める少女の気持ちを印象的に描くことに成功しています。
大袈裟にいうならば”救済”が描かれるラストも非常に爽やかで心地よいものでした(←参照)。

前述の通り、サブヒロインに一人中学生がいるのみでヒロインは小○校三〜六年生のょぅじょ達のみ。これに対し、男性は小学校のクラスメイトや幼馴染(?)の中学生、教師や公園で知り合った人(オイオイ)といった成人男性など様々です。
どのようなカップリングにおいても、男性は幼女たちを大切にし、決して苦痛や恥辱を与えることはせず、少女の性への興味や恋愛感情に基づいて信頼の上で行為に及びます。(ただし、性の重要性についての無知に付け込んでいるとも取れることをお忘れなく)
BelovedSmile.jpg各物語の最後まで、愛らしいロリ娘たちから笑顔が消えない(←参照 「放課後仔猫」より)優しい作風は大きな魅力の一つであり、”真性”の求道者が多いLOで支持される理由の一つだと思われます。

おそらく最古作と思われる「う・そ・つ・き」を除いて絵柄は安定しています。ロリプニ系の絵柄とリアル少女系の絵柄のいいトコ取りハイブリッドの体型描写は読み手の背徳感にばっちり火をつけます。
その魅力の構成要素を列挙するならば、丸っこいお顔、ぷにっと柔らかそうな体(特に腹部周辺)、細い手足、ほんのりとだけふくらんだお胸、ぴっちりと閉じた幼い割れ目。「ここに並んだ大量のロリ要素がすべておかずとして立ち上がってくる」と人間火力発電所の井之頭さんも仰っていませんか、そうですか。
エロシーンでは、成人男性との体型の対比構図や幼女の体を持ち上げるようなポージングを多用し、ロリ娘たちの小ささや軽さ、それに伴う幼さを殊更に強調します。

RolilotiKagami.jpgツンデレ幼女なロリロリかがみん綾ちゃんとのエッチを存分に楽しめる「ボクは居候!」(←参照)のように、着衣Hが大変エロイのですが基本マッパになりがちな所だけはちょっとだけ残念です。
全裸の方がより背徳的なエロスが味わえるという意見もあると思うのでこれは趣味嗜好の問題です。

ラブラブ濃度の高いエッチが多いですが、エロは結構ねちっこく描かれます。少女に苦痛を与えないためにも、幼女の全身をじっくりと愛撫し、各性感帯にエロい快感を十二分に刷り込んでから初めて性器結合を行います。
EroticLeggings.jpgこの濃い前戯シーンでは、後ろ帯の訴求文に書かれる様に、クリちゃんや乳首といった突起物の描写が秀逸で大変エロチック(←参照 「先生!保健体育の時間です」より)。
舌や指で丁寧に突起を舐る様はその後の挿入シーンでの動的なエロスへ向けての好適な助走となっておりました。

甘いエロスと実用性を重んじるロリ属性持ちの同志諸兄には大変お勧めです。今単行本でエロ欲求をスッキリ解消し、二次元ロリ愛好家のモットー「YES!ロリータ NO!タッチ」(Words by Comic LO)の実践者として今後も頑張って生きてゆきましょう。
  • 2008.04.27.Sun
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ポン貴花田『ぴたごらすびっち』

PythagorasBitch.jpgいやー、まりたんドリルの購入特典「ののしりCD」が大変良かったです。野中藍さんによるノリノリの罵りボイスは最早麻薬の域に達していました。
もう、ありすタンの方が主人公でいいんじゃないでしょうかね(マテ

正式な発売日が結局よく分からなかったものの(ワニマガジン社公式HPによれば既に発売中とのこと)、ついに入手しましたポン貴花田先生の初成人マーク付き単行本『ぴたごらすびっち』(ワニマガジン社)のレビューです。
個人的には、落ち着きの無いギャグ成分が強すぎてなんともチグハグな印象を受けてしまいました。

収録作は、ご近所のお姉さんと付き合い始めたイガグリ坊主の男性がお姉さんを玩具の如く扱うコミカル中編「隣人」シリーズ全4話+後日談のおまけカラー作品1話、および短編9作となっています。
1話当りのページ数はカラー作品を除いても8〜16Pと少なく、ボリューム感にはかなり欠けます。

SendDeathToHim.jpg「隣人さん」シリーズや短編「こだね100%」など、(一応)カップルさんの話でもラブい雰囲気はお馬鹿なギャグやエロ欲求に塗り潰されて非常に希薄です(←参照 「海辺の隣人」より)。
左のコマに登場の変態イガグリ野郎は、器量性格ともによしでH好きな奈々姉をスワッピングさせたり、野外調教させたりとやりたい放題。正直、イガグリ野郎にちょっと殺意が芽生えました。
後述するダークな要素のある作品を除けばコミカルな作風が徹底されているので、後味の悪さや陰湿な印象が少ないのは救いです。

SakiTyan.jpg欲望丸出し・思いやりゼロの野郎どもはともかくとして、女性キャラの魅力的な描き方は流石です。エロイ行為を頬を染めて恥ずかしがりながらも(←参照 短編「クロッキーグロッキー」より)、いざことに及べば汗に体を濡らしながらばっちり感じちゃう様は大層実用的です。
おとなしめの正統派ヒロインや、ツンデレ気味な彼女さん、素直クールな眼鏡さん、はたまた性の快楽に捕らわれた人妻など様々なキャラクターをそれぞれに魅力的に描く手腕は高く評価したいです。

ちょいとコミカルでハートウォーミングなラブコメこそポン貴花田先生の真骨頂と信奉していたので、2作(「孵化」「性母」)ほど含まれているちょいとダークでインモラルな短編の暗めの雰囲気が存外によく、新たな発見をしました。
SexualMother.jpg病で子供を産めない体の人妻さん(←参照)が村の男たちの”共有物”にされる短編「性母」は短いながら、設定のシナリオラインへの上手な盛り込み方や話の締め方の巧さが光る1作です。
グダグダ感のある悪ノリ満載のギャグ系作品よりよっぽど面白く、今単行本で逆に一服の清涼剤になっていました。


CatGirlInHeat.jpg少女漫画風の可愛らしさのある顔とボン・キュッ・ボンのナイスバディをお持ちのヒロイン陣が登場のエロシーンの訴求力は相変わらず高いです(←参照 「日本猫耳化計画」より)。
全体的にオーソドックスながら、適度にむっちりとした肢体の体温が伝わってくるかのようなエロの空気感は何だかんだでよいです。また、毎度お馴染みの股間の効果音も健在。
とまぁ、エロシーンだけ抜き出すと高評価ですが、分量的に満足がいかない上に、折角の良い雰囲気がどうしようもないギャグ要素に邪魔をされているのが残念です。

”あの”ポン貴花田先生の成人マーク付き初作品ということでかなり期待していたのですが、『ラブごめ!』や『家政婦と暮らす100の方法』(共に双葉社)での落ち着きのあるコミカルさと暖かい雰囲気、ヒロインのキャラクター、そして白ボカシに全く負けないエロがバランス良く整えられた作風が好きな人には勧め難い作品集になっています。
期待していただけに寂しい思いがありますが、ラブコメH系作品ならヤスイリオスケ先生やけものの☆先生の新刊の方が面白いというのが僕の率直な印象です。

ただ、これは僕のごく個人的な感想ですので、「ハイテンションなギャグ好き!パロディも面白いよ!あと十分エロイじゃん!」と感じる人も結構な割合でいる作品であることは特記しておきます。
  • 2008.04.26.Sat
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けものの☆『Groove Tube』

GrooveTube.jpg野中藍さんが出演する「ののしりCD」が欲しいため珍しくとらのあなに寄って「まりたん集中ドリル」を購入。
内容はいつも通りですが、裏表紙が「空母艦攻隊」「飛燕独立戦闘隊」の滝沢聖峰先生で吃驚。以前の小林源文御大といい、何とも恐れ多い人選です。

本日はポップな色調の表紙が印象的な、けものの☆先生の『Groove Tube』(茜新社)のへたレビューです。
魅力的なキャラクター性を持つヒロイン陣、軽快でいて心地よいコミカルさ、そして実用性バッチリのラブラブエッチのバランスの良さが光る秀作です。

ImaginaryCatGirl.jpg収録作は、兄を好きでたまらない妹(←参照)があの手この手で兄と結ばれることを目論むラブコメ中編「ぐる〜みんぐっ!!」全6話+短編3作。
1作当りのページ数は16〜22Pで、20P代が中心です。各短編ではキャラクターの魅力とエロスに、中編各話ではテンポの良いコメディとエロスに重点が置かれています。
ページ数はあまり多くはなくとも総合的な完成度の高さがあり、短めの短編も含めて読み応えはあります。

「ぐる〜みんぐっ!!」に登場の妹さんは上のコマにて獣耳・尻尾付きで描かれていますが、これはあくまで猫っぽい女の子というイメージです。
兄に猫撫で声で擦り寄るシーンでは猫にように見え、可愛いながらも効果覿面な作戦で兄貴を騙すシーンでは狐のように見えるなど妹さんのキャラクターを魅力的に引き出すいいアクセントになっています。
短編においても、ヒロイン陣の可愛らしさをコミカルに、同時にしっかりと描けています。
BeautyWithSteelFace.jpg喜怒哀楽にクルクルと表情が変化する「ぐる〜みんぐっ!!」の妹さんとは正反対に、感情を表情や言葉で巧く出せないけど人一倍甘えたがりな長身美少女が登場する「副音声。」(←参照)はキャラクター面で会心の出来。作中では天真爛漫な弟君との対比が実に活きています。

コミカルメインのシナリオであり、ドラマ性は期待しないのが吉です。ただ、「ぐる〜みんぐっ!」において、真面目な兄貴を翻弄し何とか恋人になろうとしていた妹さんが兄貴の告白に嬉し涙を流すシーンや物語の幸福そうなラストシーンはコミカルな作風で通したシナリオを綺麗にまとめており大変好感が持てます。
台詞の応酬やキャラクターの表情変化、オーバーな演出といった正統派のギャグ漫画で用いられる手法で笑いを取れているのが個人的には好ましいです。加えて、アニメ・漫画関連の小ネタを嫌味にならない程度に混入させてコミカルさを底上げしています。
短編はほとんどシナリオは無いですが、数ページの非エロシーンで読み手の心をぐっと掴む登場人物達の魅力の方を是非楽しんで下さい。

キャラクターの性格付けだけでなく、むっちりとしたボディをお持ちの人妻さん、手ごろなサイズの胸をお持ちのソバカス少女、スレンダーながら巨乳さんな長身美少女など体型の描き分けも非常にしっかりしていてそれぞれが魅力的です。
MamaInJeans.jpgふるふると揺れる柔らかそうなおっぱいや、ぴっちりとしたジーンズ越しに描かれるボリューム感満点のお尻(←参照 短編「ムチとは罪」)など基本のエロ要素をしっかり確保しています。
また、修正のほとんど無い女性器はしっかり描き込みながら過剰な生々しさを排した(性的な意味で)実に美味しそうな描写をしており売りの一つであることは確かです。

そういった体のパーツの描写も良いですが、一つの体位を様々な視点から描き分けてみたり、めまぐるしく変化していく互いの体の位置関係をしっかり描いたりと、セックス時の体の動きや絡み合いを丁寧にかつダイナミックに描けています。
GoodOverReaction.jpgほにょ口やら舌を突き出した大開きな口で性感を享受するヒロインの表情は、ややオーバーながらも(←参照 「ぐる〜みんぐっ!!」より)実用性の高い濃厚和姦の締めとしては適当と言えるでしょう。

実用性のあるラブコメエロ作品としてはかなり高い完成度を誇る単行本です。キャラクターの立て方やコミカルギャグの使いまわし方が大変巧く、このまま一般誌に即戦力としてスカウトされてしまうのではないかと勝手に心配してしまうくらいです。
いや、エロ漫画も描き続けてくれれば一般での活躍も勿論大歓迎なんですが…。
  • 2008.04.26.Sat
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くれいちろう『黒淫』

BlackHunt.jpg鉢植えの釣鐘ツツジの蕾が色づき始め、開花を今か今かとワクワクして待っています。それまでは雲南黄梅の花を愛でようと思います。
日本桜草ももう少しで満開。土日は鉢植えを眺めながらゆっくり過ごしたいものです。

当ブログはエロ漫画であればジャンルや画風に関わらず取り上げる方針(要するに節操無し)なのですが、そんな中でも今回は異色作のご紹介。くれいちろう先生の『黒淫〜BLACK HUNT〜』(東京三世社)のレビューです。
表紙のような日焼けギャル達と何処か獣じみたセックスで責めたり責められたりする作品集です。こういった変り種に出会えるのがエロ漫画のいいところですなぁ。

収録作はいずれも短編で9作を掲載。1話当りのページ数は全て18Pでやや少なめ。ただ、全作通じてストーリー性は皆無であり、荒唐無稽な展開で(色んな意味で)怒涛のエロシーンへ導入されますのでエロのボリューム感は十分にあります。
シナリオ自体にさしたる面白みはないものの、ギャルさん方が万引きGメンをやっていたり(「ギャル×万」)、ギャル3人組がぼったくり日焼けサロンに騙されたり(「筐詰めギャル 地獄編」)など他に類を見ないユニークな設定は結構面白く感じました。

Tint.jpg登場するヒロイン陣はごく一部の例外を除いて肌をこんがり焼いたギャルな皆さん。なお、複数人登場する際には、キャラによって肌の焼け具合が異なっているのがちょっと面白いです(←参照 「ギャル×万」より)。
性格的にも(まぁ僕の偏見なのかもしれませんが)我侭放題ないわゆるDQNな性格として描かれていることが多く、ギャルのイメージによくマッチしています。「ゴラァ」とか「クソ豚」とか「てめぇ」とか罵詈雑言が飛び交っておりますので、純真な美少女の愛の囁きを聞きたい貴殿は手に取ってはいけない類の作品集です。
でも、別の見方をすれば自由気ままに暴れ回るギャルたちを活き活きと描けているとも言えます。

特段標準的な絵柄から剥離した画風ではないのですが、描いているキャラクターが特殊なのでクセが強い印象はあります。
BlackIsBeautiful.jpg割とがっちりとした体幹や生い茂った陰毛を描きますので抵抗感を増す要因になっていますが、黒く焼けた肌の独特の光沢感や特徴的な厚ぼったい唇などは艶かしく魅力的です(←参照 「ギャル×剃」)。

生意気なギャルを別のギャルや男衆が(性的な意味で)集団でオシオキという陵辱系の作品(「ギャル×G」や「筐詰めギャル 地獄編」など)と、気の強いギャルが男を言葉責めや踏み付けなどで責める女性上位の作品(「ギャル×剃」や「ギャル×サラ」の一部)と両極端なシチュエーションが同時に収録されています。
個人的にはどちらも良い意味での勢いがあり楽しめました。
SmileOfSadist.jpg特に責めに回った時のヒロイン陣の挑発的な表情は結構魅力的(←参照 「ギャル×サラ」)。エロシーンにおける動物めいたアクメ顔と好対照になっています。

上記のように責めたり責められたりな行為以外では、レズ関連も多く、また3P以上の複数人プレイの出現頻度が高めです。恋しあう男女が心と体を重ねる純愛Hなどは全くありませんので(まぁ表紙で大体想像付くと思いますが…)気を付けましょう。
エロシーンでの男性の存在感はなく、ギャルたちが性の快感をまさにむさぼるという表現がしっくりくる激しいセックスに溺れます。設定と画風を許容できるのならば実用性は十二分に高いと感じました。
BlackSkinWhiteLiquid.jpg褐色肌とその上に飛び散った白濁液のコントラストを楽しみにしたのですが、汁表現があまり巧くなく個人的には少し残念です(←参照 「ギャル×技」より)。

かなりニッチなジャンルであるのは分かりますので、万人にはお勧めできないのは確かです。
ただ、現実世界では正直あまりお近づきになりたくないギャルを、二次元平面に移すとここまでユニークで魅力的な存在になるのか!と新鮮な驚きがありました。
ちょいと変わったジャンルのエロ漫画にチャレンジしてみたい貴殿にお勧めです。
  • 2008.04.25.Fri
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みずきえいむ『学校のない日』

ADayWithoutSchool.jpg以前から欲しかった谷口ジロー先生の『孤独のグルメ』の新装版が出たので購入。読みながらニヤニヤしっぱなしです。
今後、僕も外食した時には店を出ながらタバコに火をつけ、どうでもいい思索にふけりたいです。あぁ、でもこのご時世に路上喫煙は駄目ですね。

ロリ系の新刊では、いさわのーり先生とどちらを先にするか迷ったのですが、本日はみずきえいむ先生の『学校のない日』(茜新社)のご紹介です。
仔犬系の大人しい娘から素直になれないツンデレ娘までバラエティ豊かな美少女たちとのラブラブHな作品集です。

JuniorHighSchoolStudent.jpg収録作は、新社会人と新中○生のカップルのイチャイチャ話「千夏DASH!」(←参照)「千夏RUSH」2部作、他短編8作となっています。「SummerDays」(同名の短編が2作アリ)と「学校のない日」の3作では登場人物が共通していますが、基本的に話のつながりはありません。
1話あたりのページ数は16〜22P。エロシーンが占める割合は高いですが、濃厚さとは無縁の展開・作画ですのでエロのボリューム感はあまり強くありません。

初心な男の子をクラスメイトの女の子が(性的な意味で)色々と教えちゃう短編「こどものおもちゃ」を除けば、好きあう男女が互いに求め合って体を重ねる話がほとんどです。
どちらかというと女性側から誘うケースが多いですが、美少女の無防備な薄着から覗く胸のサクランボが男性の煩悩に火をつけてニャんニャんに突入という展開が個人的にはお気に入り。
作中でさらりと、何か深刻な背景がありそうな台詞が書かれますが、そういった伏線(?)の回収は全くなく、シナリオ面での面白みはあまりありません。ただし、カップル達のラブい雰囲気はしっかりと描写しており、ヤルだけの漫画ではないことは確かです。

登場するヒロイン陣は小○生クラス〜ローティーンの微乳少女達。プニプニ感には乏しいものの、華奢な体躯やほんのり膨らんだ胸、まだまだ幼さを残したあどけない表情など、発育過程上にある美少女を愛して止まない貴公にはどストライクなキャラデザとなっています。
WhiteBrownSkin.jpg(褐色肌娘大好きな)僕としては、「千夏RUSH」「Summer Days」(前編)に登場する水着跡付き日焼け少女(←参照 「千夏RUSH」より)に悩殺されてしまい、大満足。
ヒロインの性格面では、小悪魔タイプの淫乱さんや無口なクールさん、ツインテール装備のツンデレさん、能天気なアホ娘さん、などなど非常にバラエティが豊富。日焼け少女以外にも、貴方のお気に入りのアリスにめぐり合える可能性は高いと思いますよ。

エロシーンでは前戯パートにおけるフェラやキスでの舌の描写が印象的。キスシーンで互いの舌が触れ合うシーンはエロの着火剤として十分な効果があります。
Hなお汁があふれ出すオミャンコをぱっくり開き、珍棒を挿入、最後はキッチリ中出しという展開はややワンパターンながら、少女の瑞々しい肢体を全面に押し出すフィニッシュシーンの大ゴマはロリ属性持ちならば満足できると思われます。
HotnessInSnow.jpgまた、セックスの快楽と男性の愛情に溺れ、紅潮する表情はとってもよいです(←参照 「スノウ」より)。
いまいち性器描写に精彩を欠くため、性器結合や断面図のエロス度合いは低めですが、儚げな少女との雰囲気のある交わりそのものが十分に魅力的なので個人的にはあまり気になりませんでした。


SweetDevil.jpg絵柄に関しては基本的に安定していたのですが、2008年になって何故か絵柄が古めの作風へと変化し始めたと感じました(←参照 「こどものおもちゃ」より)。あまり前の画風との違いは気になりませんが、個人的には以前の画風がより好きなので複雑な心境です。
なお、カップル中心・H大好きな娘が多いため、処女率は低く明確な破瓜シーンは短編「Flame in」のみなので処女スキーは要注意です。

個々の魅力を持ちながら、共通してHが大好きな育ちかけ美少女たちと甘めのエロを楽しみたい貴方にお勧めです。ただし、素敵な純愛話に期待しすぎるとガッカリする可能性が高いので注意しましょう。
帯にある通り、可愛らしい二次元美少女と幸せな時間を過ごしたい人向けです。
  • 2008.04.24.Thu
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芝崎麻子様に踏まれたい雑記

帰宅したら、カウンターの回転がエロイえらいことになっており驚愕。十六茶吹きそうでした。
どうも、再びアキバblog様で記事にリンクを貼って頂いたことと、いつも捕捉して頂いてるえろす(略称)さんでのご紹介が重なったため、沢山の方にお越し頂いたようです。
両サイト様、訪問してくれた全ての方、どうもありがとうございます。

…特にアキバblog様の方は、酔っ払いの書いたレビューで本当に大丈夫なのか、小心者ゆえハラハラしております(汗。
読んだ方がヤスイ先生の新刊に興味を持ち、いっちょ購入しようかな!と思って頂ければ、ヤスイ先生の一ファンとして幸甚であります。

あと、遅ればせながら、せなか:オタロードBlog様からも数日前にレビューのをご紹介を頂きました。ありがとうございます。『せな☆せな』の1巻買いましたよー。
正直、微妙にお勧めしにくかったあの作品が売り上げ一位で、その作品のレビューということでちょっと複雑な心境です(笑。

他にも、gosplan大兄(酒とエロ漫画の日々。様)にコメントを頂くとか最近いいことがありすぎてガクガクブルブルな日々でございます。
アクセスが増えて勿論大変嬉しいですが、変に浮かれることなく、地道にレビューを書き続けていこうと思います。
やっぱエロ漫画って面白いなぁと自分も他人様も思えるレビューが書けるようになりたいです。ではまた!
  • 2008.04.24.Thu
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ヤスイリオスケ『BUST TO BUST』

BustToBust.jpgどもー、当ブログの管理人、へどばんです。赤提灯帰りで酔ってマース。でもレビューは書くよ!
真面目な話、酔っぱらいがレビューを書くというのは作者様や作品に対して失礼かとも思うのですが、書きたい!という欲が抑えられませんので書きます。申し訳ありません。

25日発売の新刊をしこたま仕入れましたが、先陣を切るのはヤスイリオスケ先生の『BUST TO BUST』(マックス)のへたレビューです。何故この作品が先陣かと言いますと、僕はヤスイ先生の描くおっぱいとユニークなヒロインが大好きだからです。
魅力的なキャラクター性とおっぱいを持つヒロイン陣と、アニメ・漫画の小ネタを散りばめたコミカル要素を是非是非堪能して欲しいお勧めの1作です。

妄想中収録作は、腐女子なメガネさん(メインヒロイン ←参照)、ツンデレな委員長さん、コスプレ大好きな外国人教師さんとラブラブハーレムな長編「ちょっとくらい腐ってるのが美味いんですよ?」(以下、「腐って〜」)全8話+描き下しカラー1作、および短編2作となっています。
カラー作品は除き、1作当りのページ数は16〜20Pとやや少なめ。コミカル要素に力を入れている分、エロのボリューム感は必ずしも強いとは言えません。ただし、実用性の高さはあります。

前単行本『エロマンガみたいな恋しよう』においても、アニメ・漫画・ゲーム関係の小ネタで読み手を楽しませてくれましたが、委員長さんを除く登場人物が全員オタクな「腐って〜」では、オタ関連の小ネタの親和性がさらに高まりコミカルなシーンがますます活き活きしています。
RedCommet.jpgそういった小ネタを探して楽しむのもまた一興です(←参照 分かりやすい例(笑))。
ただし、それらの小ネタはあくまで味付けであり、典型的ながら魅力的な性格付けをされたヒロイン陣がテンポよくお話を動かしていくのが一番楽しいです。
8話という長編で描くことで、何だかんだで”腐”な着想をしてしまう、オタクメガネな矢野ちゃん、ツンデレで負けず嫌いな委員長こと福井ちゃん、能天気な明るさで場を和ませるスージー先生の個々の魅力をしっかりと引き出しているのが実に好感が持てます。

また前単行本に登場のマヨ姉のように、真面目で世話焼きさんなヒロインが照れながらも勢いでHに突入!という話が実に巧いのがヤスイ先生の特徴。
ComeOn!.jpg今単行本では「腐って〜」の委員長さんや短編「ラジカルロジカル姫はじめ」(←参照)がその系統の作品です。
Hの序盤では優等生な態度を崩さないのが、行為が進むにつれ性の快楽に溺れて嬌声をあげまくるシーンは実にエロチックでごはんがごはんがすすむ君!(注 管理人は酔ってます)

お話的には8話+αある「腐って〜」ですらストーリーの起伏はほとんどなく、全作にてご都合主義万歳なお気楽能天気なハーレムシナリオが展開されます。このため、シナリオ重視の方にはお勧めし難いのは事実です。
三角関係等、もっと掘り下げても面白くなった要素はありますが、カラリとした明るい雰囲気を僕は愛して止まないので、これはこれで十分アリというのが率直な印象です。

エロシーンに関しては、とにかくおっぱい。しばしばおっぱいの質感を表現する時に「”餅”のよう」という例えを用いますが、ヤスイ先生の描くおっぱいは餅は餅でも柔らかく優しい甘さの羽二重餅。
SupremeOppai.jpg適度な重量感とハリを持ちながら、やんわりと重力に引かれてたわむ独特の柔らかさや肌の温度感を持つおっぱいは絶品です(←参照 短編「かわいい番長」)。
乳揺れに関しても、小さく揺れるコマと大きく弾むコマで緩急があり、単に揺らしていただけの全作から大きく進歩。ブツを挟む以外での活用がやや少なめなのは残念ですが、読者の期待には十分応えていると思います。
シズル感にあふれた魅力的な肢体描写は洗練された美しさがありますが、それゆえにエロとしての猥雑感にはまだ不足があると個人的には思いました。

明るく楽しい雰囲気の中で、キャラ立ちの良い爆乳さん達とラブラブHを楽しみたい貴殿にお勧めです。
なお、今単行本に予告編が収録された三国志パロディ?作「ショッキングピンク」が楽しみで仕方ありません!当ブログはヤスイ先生を応援しています!
  • 2008.04.24.Thu
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ピクピクン『膣内でオシッコ』

PissInside.jpg今週はエロ漫画の新刊発売数がエライことになっており歓喜の悲鳴。あと財布も悲鳴。
何せ、25日発売の作品に限っても7冊の購入が既に確定してますので。今年は本当に豊作年ですなぁ。

今回はピクピクン先生の『膣内でオシッコ』(松文館)のご紹介です。ふざけたタイトルと相反する芸術的な美しさのある表紙に惹かれて購入しました。
お馬鹿な能天気コメディと悲劇的な盲愛を描くシリアス作品が、共に繊細で緻密なタッチを持つ美しい絵柄で描かれる不思議な作品集です。

収録作は全て短編で8作。1作あたりのページ数は16〜24Pですが、ほとんどの作品は20P代です。平均的なページ数ですが、コメディにしろシリアスにしろきっちり”読ませる”作品にする漫画としての構成力は高いです。
なお、実写エロ本の素人ハメ取り企画を絵でやったような「SUMERAGI」は漫画とは言い難いので評価出来ず。この作品だけ何故か絵柄も全然違います。

Flowers.jpg魅力の一つは何といっても絵としての巧さ。特に、シリアス系の作品で見られる耽美主義的な美しさのあるコマ(←参照)は登場人物達の心情を映し出すかのようで心を震わされます。
左のコマは「album 「music」No.13」において、兄を偏愛する妹が「肉体関係を断ち、普通の兄妹として共に生きよう」と提言する兄を拒むシーンです。たった一人の肉親となった兄に拒絶された悲しみと寂しさ、そして歪んだやり方で兄を独占する決意と狂気が感じ取れるコマだと感じられました。
愛深き故のあまりに悲しいラストのコマと併せて、この短編の秀逸さを大きく高めています。

CharmingBody.jpg絵柄は苅野ハスミ先生に代表されるようなレディコミ系(←参照 裏表紙より)。超スレンダーな体幹描写、皮膚に浮き上がる骨格や筋肉の独特のエロス、蠱惑的に潤んだ瞳など好き嫌いが結構分かれる描写が目立ちます。
初出の掲載誌や時期が載っていないため、よく分からないのですが、絵柄の変化はそれなりにあります。短編「シッコでビンビンしっこしこ☆」(書いてて頭痛くなるタイトルですなぁ)では、基本路線はキープしつつ平均的なエロ漫画の画風に接近しています。

エロシーンにおいては結構激しい行為が描かれ、その絵柄とのギャップもあって実用性は意外に高いと感じました。絵柄(特に異様に細い体)が許容できないと実用度は急落なので留意が必要です。
なお、断面図を高率で挿入してきますが、完全に”内臓”の描写になっておりもはやエロイとかエロくないとかのレベルを超越しています(汗。
また、絵としての煽情性は高いですが、どちらかというと「”静”の美しさ」に重きがあり、ダイナミックな体の動きにはやや向いてない印象があります。

JOJO.jpg基本的にミドル〜ハイティーンの少女達の透明感・繊細さと逆に男性陣の描写はかなり濃い目(←参照 「橙の西日と蒼い影」より)。個人的には宇宙を股にかけ狩った女性でハーレムを作るケツアゴマッチョなおっさんが大変お気に入りです。
己の性欲のままに女性を収集し、ランク分けする傲岸不遜な人物はこれくらい濃く描いて貰った方がいいですね。

沈鬱なシリアス話も好きですが、愛すべき馬鹿さ加減が光るコミカルも実に楽しくて大笑いさせてもらいました。
Omarutyan.jpg”おまる”でしか用が足せない男性が最新型おまるを注文したら美少女型おまる(←参照)だったよ!という何ともぶっ飛んだスタートを見せた「愛しのオマル☆」がとてもお気に入り。
おっぱいは給水タンク、上のお口はビデ、ハイソックスな便座カバー(以下略といった馬鹿馬鹿しい説明をばら撒きつつ、健気なオマルちゃんがご主人様の性処理に邁進するエロシーンは笑えるし抜けるという異色なものです。こんあオマルなら欲しいですよ。

ちょいとスプラッターな描写やグロ関係、鬱なシナリオを含みますので、その辺りを許容できない方は回避推奨。
ユニークな作風と美しい絵柄を楽しみたい方は是非挑戦してみて下さい。
  • 2008.04.22.Tue
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きりりん『いもーと*もーど』

EmoteMode.jpg今更ですが、「少女天国」が改名して「ino」になったそうで。個人的には「姫盗人」と並んで好きな雑誌名だったんで、ちと残念ですなぁ。犬星先生を筆頭にロリの実力派が揃う砦として引き続き頑張って頂きたいです。

さて、今回はきりりん先生の『いもーと*もーど』(ヒット出版社)のへたレビューです。二日続けてロリです、ハイ。
表紙の帯に「期待の大型新人登場!」とありますが、まさにその通り。登場する妹たちの可愛らしさと結構ヘビィなストーリーのギャップにやられました。

収録作は、意地悪な兄への思慕を胸に秘めつつ自慰にふける妹がある時その兄と体が入れ替わってしまって…な中編作「水仙の華の沼の淵」全3話、義兄に恋しちゃった少女を描く短編「おひざだっこ」+後日談1話、および短編3作となっています。
1作あたりのページ数は24〜32P。シナリオ展開や心理描写に十分な分量を割くと同時に、(短編では)エロの分量もしっかり確保してあります。
シナリオにしろエロにしろ、どっしりとした安定感・重厚さがあり読み応えがする作品集と言ってよいでしょう。

LoliLoliBody.jpgディフォルメを効かしたロリプニ系の絵柄で描かれる少女たち(←参照)は、エロシーンは当然のこととして、日常シーンにおいても大変魅力的。真性な(笑)貴殿にはお勧めな絵柄ですよ!
また、コミカルなシーンやエロシーンなどでの、喜怒哀楽に多彩な表情の変化は大変よく、妹たちの愛くるしさを巧く引き出しています。

帯には「萌える妹漫画」とありますが、明るい萌えエロ作品はせいぜい「おひざだっこ」くらい(この短編も多少シリアス要素が入っています)で、その他の作品は多かれ少なかれシリアスな要素を含むので注意が必要です。

社会的な孤立という代償を払って得た兄妹の結婚生活を描く短編「私が妹だったころ」、友人の兄に”その妹の代替”として抱かれる少女が登場する短編「わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん」はかなりビターな話であり、人によっては鬱誘発剤となりえます。
TearsOfSorrow.jpg純粋な愛情であろうと(←参照)、歪んだ性欲であろうと、その結果としての近親相姦が家族としての絆を傷つけ、不幸を引き起こすことがしっかり描かれます。

中編「水仙の華の沼の淵」では方向性が大きく異なり、密かに兄を思う妹と、やはり妹を熱烈に愛する兄が結ばれる様子を丁寧に、そして暖かく描きます。
心と体が入れ替わって互いの愛情を理解する〜という筋自体はあまり珍しくはないですが、互いの心情のじっくりとした描写が説得力を高めます。
Narcissus.jpg互いの容姿、想い、愛情の表し方など様々なものが複雑に入れ替わり、一つに交じり合って行く様なセックス(←参照)は読み手の心にじんわりと暖かいものが溢れます。
あとがきによると、タイトル中の「水仙」が象徴する自己愛がテーマの一部とのことですが、それは「あなたが好きな自分が好き」というもので、純愛全肯定なものだと個人的には思っています。

エロシーンに関しては、ロリロリな少女たちが紅潮した顔で、ハートマーク付きの嬌声とお兄ちゃんという呼称を連呼。また、柔らかそうな肢体の中で、特に”土手”のぷにっとした質感が素晴らしくエロイです。
ロリ属性持ちならば買って絶対に損はないかと。ただし、中編「水仙の華の沼の淵」のみはストーリー上やむを得ないながら、最終話まで本番ナシというチャレンジングなことをしていますので、実用面ではやや劣ります。
MyLittleQueen.jpgツンデレ(?)の演技練習中に大人しい少女が豹変な「ツン・トレ」のように、少女が責め側に回る(←参照)エロシーンの出来が秀逸で、M属性持ちとしては是非この路線の作品を増やしていただきたいと思いましたね。

想い人と入れ替わる「水仙の華の沼の淵」、大人しく従順な性格と残酷で生意気な性格を行き来する「ツン・トレ」、妹としての存在と恋人としての存在の狭間で葛藤する「私が妹だったころ」など、今単行本で描かれる少女(妹)たちはいわば変化するものとして描かれます。
まるでナバコフの「ロリータ」のように、不定形で理解しがたく、残酷さと現実的思考を奥に秘め、しかし同時に儚げでいとおしい”少女という存在”が大変魅力的に描かれる作品集です。
「破滅こそがロリの真髄!」という剛の者には勿論お勧めですが、「ロリ娘とぽわぽわ幸せH(はあと」をご所望の貴公はシリアスさ・ビターさを受け入れられるかをよく考えてから購入を判断した方がよいと思われます。
  • 2008.04.21.Mon
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たまちゆき『Mrs. LOLITA』

MrsLolita.jpg「狂乱家族日記」面白いですねぇ。個性豊か過ぎるキャラ達が、なんだかんだで”家族”しているのが微笑ましくてよいです。
愚民たる僕は、全知全能なる凶華様を崇めつつ観ております。

さて、3日連続でおっぱいおっぱい書き続けていたため、現在ロリ欠乏症気味です。というわけで(?)、今回はたまちゆき先生の『Mrs. LOLITA』(松文館)のレビューです。
カップルのラブラブH作品から完全な鬼畜系作品まで作風はかなりバラツキがありますが、たまち先生の描く、儚さと活力を併せ持つ魅力的な少女たちの痴態を楽しみたい人にお勧めです。

LolitaInBuruma.jpg収録作は、見た目は小○生な姉さん女房(←参照 なお推定年齢28歳以上)とのラブラブなコスプレ夫婦性活を描く表題作「Mrs. LOLITA」全3話+後日談1話、官能小説が大好きな少女が彼氏君と小説のプレイを実践な「赤と青の官能小説」全3話、および短編5作となっています。
1話あたりのページ数は10〜18Pでほとんどの作品は16Pです。エロの分量の確保のため、シナリオ展開はやや貧弱ですがヒロイン達の魅力を引き出すことで補っている印象があります。

表題作「Mrs. LOLITA」はロリな奥さんとのラブラブH。コスプレ要素も強く、甘い雰囲気でのセックスが味わえます。
何といっても奥さんである里沙ちゃんのキャラが良く、ちょっと焼きもちをやいてみたり、旦那の帰宅が遅いとすねてみたり、エッチが大好きだったりと色々な面を見せてくれます。
LovelyAngel_20080420224045.jpg互いに愛の言葉を重ねながら交わる姿は実に幸せそうで羨ましい限りです。二人とも末永くお幸せにって感じですなぁ(←参照)。

中編作「赤と青の官能小説」や短編「ふたりきりの生徒会」では、拘束や羞恥プレイなどアブノーマルなプレイが展開されますが、あくまで好き合う少年少女の行為であり悲壮感や陰湿な印象は少ないです。
変態じみていたり、激しい行為をしたりしても、お話のラストでしっかり互いの恋愛感情に言及するので読後感は悪くないです。

BindedLolita.jpgただ、短編「婚約記念日」や「JUDO GIRL」はガチの陵辱劇なので注意が必要。特に「婚約記念日」は、ストーカー男が少女を監禁陵辱(←参照)、挙句の果てに孕ませエンドで救いナッシングという作品です。
ラブい雰囲気が強い収録作品中では多少浮いている印象もありますが、実用性は高いので今単行本の収録には否定も肯定もし難い所です。純愛も鬼畜もどっちも大好き!という同志の皆様以外には安易には勧められません。

既にベテランといって良いたまち先生だけあって、絵柄にブレはほとんどありません。ヒロイン陣はロー〜ミドルティーン(「Mrs. LOLITA」の里沙さんは除く)が中心の貧乳少女さんオンリーです。
低い等身、何処か弱弱しい表情、華奢な手足に薄い胸と、少女の儚さを強める要素がてんこ盛りなキャラデザとなっています。
強く抱きしめたら壊れてしまいそうな少女たちをいとおしく抱きしめる純愛系作品でも、欲望をぶつける陵辱系作品でも、幼い少女との性交という背徳間を存分に味わうことが出来るでしょう。

エロシーンの最大の魅力は「Mrs. LOLITA」での夫婦のラブラブ感や「赤と青の官能小説」での”官能小説の模倣”というアブノーマル感など、作風に合わせた雰囲気やシチュエーションの的確な形成です。
BoyishGirl.jpg外見が男の子っぽい少女(←参照 本編は白黒作品)が男子に「女だと証明してみろ」と言われて、薄い胸や性器を見せる内に(性的な意味で)悪戯がエスカレートな「女の子生物学」は完全に設定・シチュエーションの勝利な作品。わずか10Pしかありませんが、僕はこれでご飯が何杯もいけました。

色々あった松文館からの出版のため、黒棒乱立の消しはあまりに酷いですが、そもそも性器の直接描写や動きの激しさの描写が先生の売りではないので、エロへの影響はあまりありません。

甘々な純愛にしても、ちょいとアブノーマルなプレイにしても、とても雰囲気作りの巧い作品集です。外見ロリ中身成人女性というキャラも一人いますが、多くの二次元ロリ好きに好意的に受け入れられるであろう作品だと思いました。
  • 2008.04.21.Mon
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奴隷ジャッキー『お姉がイイっ!』

Onegai!.jpg土曜に帰宅途中寄った本屋にて。欲しい本が見当たらなかったので店員さんに「アオハルッ!という漫画の2巻は入荷してますか?」と聞いたら「はい、アオハルですか。出版社等は分かりますか?」とのこと。
僕「あー、あの、プッ、プリンセスコミックスです。」恥ずかしいぃぃ。………秋田書店って言えばよかったと後で気が付きました。

今回は、今週のコアマガジンによるおっぱい大攻勢関連でトリを飾るレビューとなり、奴隷ジャッキー先生の『お姉がイイっ!』(コアマガジン)のご紹介です。
ユニークなキャラクター達が活き活きと動きまくるハイテンションコメディが存分に楽しめる愉快な作品集です。エロに関してもしっかりしていますので(後述)、抜けてしかも笑えるというお得感があります。

収録作は、お姉さんぶる幼馴染とのラブラブ初Hを描く短編「お姉がいっ!」+後日談1作(カラー)、ロリ娘トリオがそれぞれのお兄ちゃんと初Hにチャレンジ○年生!な「おなG〜」全3話、および短編6作となっています。
カラー作品を除けば、1作あたりのページ数は16〜24Pで20Pが基本。ハイテンションなギャグとエロで一気に駆け抜けてゆくため、ページ数に関わらずテンポ良くスムーズに読み進められました。
VeryCrazy.jpgエロシーンが占める割合は高いですが、短編「DECOリーン」のように、エロシーンすらギャグの一環というケースもあり(←参照)、エロの満足度は作品間で結構な差があります。

サブキャラを含め非常にユニークな登場人物達が繰り広げるギャグは読んでいて非常に楽しいです。あまりのテンションの高さに上述のようにエロが霞んでいる作品も一部ありますが、そこはご愛嬌。
BatterTaneda.jpg短編「台風55号」は水島新司御大の作品(「ドカベン」「あぶさん」)が好きな貴殿は大笑いできると思いますよ。(あと、種田選手のファンも(←参照))
ディフォルメキャラや可愛さ度外視で崩した表情、下ネタやアニメ・漫画の各種小ネタなど、様々な要素を使ってギャグに走る思い切りの良さはいっそ清清しいです。ただ、人によっては悪ふざけが過ぎると思うかもしれませんので一応注意です。

お馬鹿なギャグにだけ特化しているのかというと決してそうではありません。
LoveLoveCouple.jpg気持ちを表情に出せない鉄仮面さんが登場する「てっかめ〜ん!」や長身おっとりな女の子とツンデレでチビな男の子の初H大作戦「すなおなっ!」(←参照)では、読んでるこっちが恥ずかしくなる甘々なラブ話が展開されます。
このクサさは見事にコミカルさによって中和され、実に素直に二人を祝福したい気分になります。また、ラブい雰囲気が最高潮になる周辺では見事にギャグ要素をセーブしており、この緩急の巧さによってエロとラブとコメディを無理なく同居させています。

登場人物は小○生クラスから女社長(30歳)まで年齢も体型も様々です。一人完全な年齢不詳もいますし…(「台風55号」の山田太郎子さん)。
DrawnInBust.jpg巨乳キャラならば、握った手がずぶずぶと埋まっていきそうなお肉の柔らかさの表現(←参照)、ロリキャラならぽっこりしたお腹など、体型ごとにツボを押さえたキャラ造形は大変魅力的です。
性器描写による単純な煽情力は平均並ながら、実に柔らかく暖かそうな体全体が激しくぶつかり合うエロシーンの実用性はかなり高いと感じました。

行為自体は激しいですが、互いの恋愛感情や男性側の素直な性欲が描写されているので、激しい行為に対しむしろ好感が持てる展開になっています。
愛情と性感の両方を享受して幸せそうに微笑む女性の表情も素晴らしいです。

シナリオは面白おかしく、エロは抜け、恋愛系統の作品では実にハッピーな気分になれる色々な楽しみのある作品です。異様に高いテンションと悪ノリ感に付いて行けるかで評価が分かれそうですが、なかなか珍しい「笑えるエロ漫画」として個人的には是非お勧めしたいですね。
  • 2008.04.20.Sun
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新菜かわいいよ新菜な雑記

えー、昨日土曜日のアクセス数がエライこと(600近く)になっていてビックリしました。
どうやらアキバBlog様の記事からリンクを貼って頂いたための様で、何ともありがたいことです。

これも、えろまんがとぴっくす様に捕捉してもらってるおかげで、このブログも読者の方も含め色々な人たちにお世話になっているんだなぁと感じます。ありがとうございます。

ただ、一番嬉しかったのは酒とエロ漫画の日々。様と並べて紹介して貰ったことです。
あのレビュー単体としての面白さ、軽快でいて必要な情報は漏らさない文章構成力、扱うジャンルの広さ、印象的なフレーズの多用などに僕はかなり影響を受けていますし、僕もエロ漫画のレビューブログを始めたい!と思うきっかけを与えてもらったサイト様なんですよ。

特段の意味があって併記して頂いた訳ではないのでしょうし、そもそも未だ全くの格下ではありますが、酒とエロ漫画の日々。様と並べたのは身に余る光栄だったと勝手に喜んでいます。

今後も精進してより良いレビューをかける様努力したいと思います。
  • 2008.04.20.Sun
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神保ひとで『ちちペタ母娘丼』

Chi-ChiPeta.jpg…今週の「図書館戦争」で芝崎こと、芝崎麻子様が「たっぷりしごくわよ(はあと」とおっしゃられたシーンを何回も再生したのは僕だけではないはず。「狂乱家族日記」の凶華様に続いて、踏まれたい女性キャラが増えてしまいました。

昨日のDISTANCE先生の新作も含め、今週はコアマガジンのおっぱい作品大攻勢です。今回はその一角を占める神保ひとで先生の『ちちペタ母娘丼』(コアマガジン)のレビューです。
お気楽なラブコメHと変態性欲てんこ盛りな狂った雰囲気とが同居する一風変わった実用特化型作品集です。

MamDoughter.jpg収録作は、ロリな外見な母親とグラマラスな体型な娘(小○生)という体型逆転母娘(←参照)が隣に越してきたことで始まるラブコメ中編作「藤岡さんち」シリーズ全5話および短編4作です。
1作あたりのページ数は20〜30Pでほとんどの作品では24Pです。ラブコメ系(「藤岡さんち」シリーズ)にしろカオティックな変態エロ話(短編「においだいすき」など)にしろ、話をそれなりに動かしてきますが、あくまで重心はエロそのものにあります。
オツムとオマタがゆるい(下品ですみません)ヒロイン達がHの快楽に溺れまくるエロシーンが今単行本のメインコンテンツです。

中編「藤岡さんち」シリーズは能天気なラブラブ話であり、後述するカオス成分は低め。
おっとりしたエロボディ(原文ママ)をお持ちの娘さんとちょっと焼きもちやきでツルペタロリ体型のお母さんという構図の勝利と言ってよい作品です。
BodyContact.jpg特に、セックスに関する知識は皆無ながらスキンシップ大好きな(←参照)小○校4年生な娘、咲ちゃんの魅力にメロメロです。
「大事な娘の代わりに私がHしてあげる(はあと」とのたまうお母さんとばかりHする主人公に、咲ちゃんが私ともHしてとお願いするシーンの理性破壊力はかなり高いです。しかも、エロボディ(原文ママ)に制服・ランドセル・縞パン装備です。
ロリ成分故の背徳感と、むっちりボディに包まれる安心感の両方がある(性的な意味でも)よいキャラクターだと思いました。

ユニークなキャラ造形の母と娘を交えた三角関係という面白そうな題材で5話もありながら、お話的な深みは皆無。特に主人公はティンコ以外の存在感が希薄であり、話に大して絡みません。
焼きもちやきで素直になれないママンが展開を牽引し、何とか話の流れを形成できています。

初出の時期が2006年8月〜2007年12月と狭く、絵柄に時期によるブレはほとんどありません。ヒロイン陣の大半は巨乳さんであり、もちっとした双球もさることながらぷっくりと膨らむエロイ乳輪と乳首が特徴的です。
LostRightMind.jpgエロシーンでは目から理性の光が消え去った表情(←参照)が読み手の嗜虐心を盛り上げますが、日常シーンも含めキャラクターの表情のバリエーション不足はやや残念です。
また、舌や性器(特にアナル)の表現力は高く、直接的な煽情力の強さはエロ的には十分なアドバンテージ。ただ、性器結合を見せつけるような構図に頼りすぎていて、個人的にはその緩急のなさにやや食傷気味ではありました。

しかしこのシナリオ軽視・どこか無機質な印象の表情といった要素は、変態さんが登場する狂気エロ系統の短編ではむしろ活きています。臭いフェチな巨乳OLさんを集団陵辱な「においだいすき」や、のぞき趣味のある巨乳メガネさんが登場する「くれむつ」などほとんど鬼畜系の作品に近くなっています。
SabbathBegins.jpg特に、黒髪ショートの微乳ちゃんを保健の授業と称してクラスメイトでリンカーンな「アンラッキーデイ」はかなり壮絶。クラスメイトたちの目つきがヤバイです(←参照)。
苦痛描写はほぼ無く、軽い雰囲気のため陰湿な印象は緩和されているとはいえ、「巨乳ヒロインとラブラブなニャんニャんで癒されたいなぁ」という方が読むとドン引き確定ですので、ご自分の趣味嗜好をよく鑑みて購入の判断をしてください。

基本的にはテンプレ展開を踏襲しつつ、諸所で極端なアレンジをかましてくるのを楽しめるかがポイントです。上述のようにラブコメH系作品においてもラブい雰囲気は希薄ですので、純愛好きは回避推奨。
エロに関しては平均以上のものがあり、作風が受容できればごはんが進む夜のオカズとして活躍してくれるでしょう。

同じ巨乳美人エロ系作品ならばDISTANCE先生の新刊が圧倒的なため、やや出版時期的には運がなかったと言えるかもしれません。
  • 2008.04.19.Sat
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DISTANCE『美〜ちく』

B-CHIKU.jpg遅ればせながら、拍手やコメントをしてくれた皆さん、どうもありがとうございます。本当に励みになります。

さて、今週の新刊では個人的な期待度ナンバーワンだったDISTANCE先生の『美〜ちく』(コアマガジン)のご紹介です。
長くジェーシー出版を主戦場として活躍されていましたが、コアマガジンへの移籍後では初単行本です。
巨乳好きは当然として、幅広い層にも受け入れられるであろうエロコメ系和姦Hがメインの作品集となっています。

収録作は、全て短編で7作。1作あたりのページ数は26〜32Pでボリューム感があります。
HimekoSensei.jpg男性側もヤル気満々なケースが多いながら、どちらかというと女性側が積極的な傾向が認められます(←参照、短編「え・れ・じ・い」)。

ページ数は多いですが、心理描写やシナリオ展開は適度にオミットしてあり、大半をエロシーンに割り当てています。このため、エロの分量に大変満足感があり、「どのページを開いても抜き所」と言っても過言ではありません。
エロの展開は、前戯→挿入→中出しフィニッシュという非常にオーソドックスな展開ながら、十分過ぎるページ数を使ってねちっこく描かれています。このため、所謂インスタントなHとは一線を隔す濃いエロになっています。

ヒロイン陣はハイティーン〜成人女性で年齢層はそこそこ高め。年上の女性教師や名家のお嬢様、高校の同級生や大学生(?)な彼女さんなどキャラ設定は様々です。ただし、女教師モノ以外ではあまりシナリオには活かされていません。
PuniPuniBody.jpg今単行本の最大のセールスポイントと言えるでしょうが、ヒロインは全員むっちりとして柔らかそうな巨乳の持ち主です。おっぱいどころかお腹の余ったお肉でさえ(性的な意味で)美味しそうに描く(←参照)画力は高く、オッパイ星人はマストバイな一作といって良いでしょう。

絵柄はベテランだけあって安定していましたが、近作ではさらなる進化を遂げて、より万人受けする絵柄に近づいた印象があります。出番は少な目ながら、コミカルなシーンでの思い切り良く崩した表情なども非常に楽しいです。
基本的にキャッチさーの強い絵柄ながら、どこか古臭く泥臭い印象は相変わらず残っており、萌え絵至上主義な貴兄には多少クセが感じられるかもしれません。
一昔前のサンデーでスポーツ系ラブコメを描いてそうな絵柄と言えば分かって頂けるでしょうか?

JuicyHip.jpgおっぱいだけでなくお尻や太もものむっちり感も味わえる(←参照)エロシーンは非常にダイナミックに性交が描かれます。
特別なコトは何もしていないのですが、とにかく行為における一挙手一投足の動きが秀逸です。リアリズムと誇張が適度に織り交ざられた体や性器の動きは魅力的であり、長いエロシーンでも読み手を飽きさせません。

ページに余裕があることもあり、1Pまるまる使っておっぱいの揺れを表現したりと非常に贅沢なコマの使い方をします。同じ構図のコマを並べて動きを表現するなど、この辺の構図の巧さは流石ベテランの先生だなと唸らされました。
また、体の動きの緩急と同期して描かれる性器等の局所描写のエロスも光ります。特に断面図の独特の淫靡さは一見の価値アリ。
おっぱいも揺れる、揉む、吸う、挟むと八面六臂の大活躍を見せ、オッパイ星人大歓喜。
”臭い”に関する記述が多めですが、短編「アブソリュート ノーマル」を除けば味付け程度なのであまり気にしなくて大丈夫と思います。

SexualExam.jpg他作品と違って独特のイキ顔(←参照)が個人的には魅力的だった「黒タイツ先生の憂鬱」がお気に入り。ちょいとS気のある大人の女性が男子生徒に見事に陥落させられる様がとてもエロイです。

背徳感のエッセンスをほんのり香らせた濃厚エロながら、間口が非常に広いお気楽系Hが大変実用性が高くて心から満足。
話作りが移籍前に比べて貧弱になりはしましたが、ベテランの高い作画能力を見せつける単行本ですので、多くの方にお勧めできる1作です。
貧乳娘も大好きですが、おっきいおっぱいっていいですねぇ、ロマンですよねぇ(しみじみ
  • 2008.04.18.Fri
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草野紅壱『恋愛とセックスと僕と彼女』