シオマネキ『アマネェ!』
中村光先生の『荒川アンダー ザ ブリッジ』第13巻(スクウェア・エニックス)を読みました。リクがまさかの新村長に就任ですが、色々な意味で過酷な自堕落生活特訓はともかく、かぱちゃんハウスの地下には何があるのでしょうかね。まぁ、きっと、しょーもないもの(誉め言葉)だと思うんですけどね!あと、今回、ビリーさんのダンディなイメージが崩壊し過ぎです。
さて本日は、シオマネキ先生の『アマネェ!』(茜新社)の遅延へたレビューでございます。なお、先生の前単行本『公然ワイセツ彼女』(一水社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
綺麗でエッチなお姉さんに翻弄されつつ、スレンダーボディを満喫させてもらう高揚感が特長の1冊となっています。
収録作はいずれも読み切り形式の短編・掌編で計10作。フルカラー掌編である「センセェ!」(4P)を除き、1作当りのページ数は20~24P(平均22P)と標準的なボリュームで安定しています。
短編群ということもあって読み応えはさほどでもありませんが、コンセプトははっきりしている分まとまりがよく、エロメインの構築を円滑に支える軽めのシナリオワークで構成されていると言えるでしょう。
【いい意味でストレートな棚ボタ展開を堅持】
大人の男性が年下の女の子の好意や悪戯心に振り回される短編「冷静と情熱の狭間で」「反面!家庭教師」といった作品も存在しますが、今単行本のメインは年上のお姉さんヒロインに(性的な意味でも)翻弄される展開の作品。
この展開において目立っているのが、“エッチなお姉さんとの出会いが突然に!”という実にシンプルなご都合主義であり(←参照 親友の若い叔母さん(人妻)の誘惑 短編「トモダチンチ」より)、そこからの明瞭な棚ボタ展開によってエロシーンへと進む鉄板仕様。また、年下ヒロインに誘惑されるケースでもシナリオの大枠は共通していると言えます。イージーであり即物的であるのは確かですが、思春期童貞ボーイにとってのエッチなお姉さんへの憧憬や期待という割合にポピュラーな欲求をスムーズに満たしてくれる分、幸福感や高揚感が生じやすいのはシンプルな棚ボタ展開である故の強みとも言えるでしょう。
野郎連中が色々と頑張って、年上ガールに反抗したり、セックスで優位に立とうとしたりするものの、基本的にはヒロイン側が優位を握っており、彼女達の掌の中でドタバタしている様相とも評し得るでしょう。
その意味では、恋愛エロとしての甘さはあまり強くないと言えますが、年上ヒロインの優位が保たれるという点は彼女達の魅力を維持しているとも言え、またエロ直球のストレートさは適度なコメディ成分で中和するなど、バランスの良いシナリオワークとも言えます。
お姉さんとお近づきになれるハッピーエンド系もあれば、あくまでお姉様の一時のお遊びと判明するケースもあり、読後の甘い幸福感には作品によって幅がありますが、そこを追求することを主としておらず、一時のラッキーそのものを満喫することに意味があるとも言えるでしょう。
【スレンダー巨乳の端正な肢体の持ち主なお姉さんヒロインズ】
年下組ではミドル~ハイティーン級の女子高生さんが登場していますが、年上ヒロインに関しては20代前半~後半程度と思しき綺麗なお姉さん達が登場。
お姉さんヒロインといっても、血縁上の“姉”キャラクターは存在しませんが、綺麗な叔母さんや知り合いの若い人妻さん、出来る女性上司や家庭教師のお姉さん、美人教師や取引先の秘書さんなど、色々と設定を用意。シナリオ自体にはあまり変化がないので、ヒロインのキャラクター設定を多彩に用意することは結構重要な点であったと言えます。
ちょっと生意気であったり、不思議ちゃんであったりする年下ガール達も大人の男性達を翻弄していくのですが、年上ヒロイン達に関してはこの点はより強調されており、棚ボタ展開をもたらしてくれる男性にとって有難い存在であると同時に(←参照 あくまで主導権を握るのは女性 短編「セクスプレス」より)、一筋縄ではいかない存在としても描かれており、それ故に年下ボーイズ達が彼女達と対等になろうと奮闘する様子に親近感が湧くとも感じます。設定は様々であって、キャラデザインも適度に変化を付けていますが、ナースさんや女教師を除いて衣装面で特色のある設定ではないこともあって、全裸エッチがメイン。また、ちょっと強気な印象のあるツリ目などもお姉さんヒロインには頻度高く認められます。
短編「冷静と情熱の狭間で」に登場する、クーデレで不思議ちゃんでちょいとヤンデレでもある風祭さんはスレンダー貧乳ボディの持ち主ですが、その他のヒロイン陣に関しては、スレンダーで美しいボディデザインでありつつ、柔らか巨乳や艶やかな髪の毛にアダルトな色香を香らせる美人さん達であり(←参照 ふかふか柔らかおっぱい 短編「センチメント・バス」より)、肢体造形の整った美しさはキャラデザイン上の大きな美点の一つと言えます。絵柄は単行本を通して安定しており、シャープな描線を重ねる端正な絵柄は、クールなヒロインが醸し出す色気との相性が良いことを示しており、キャラデザが個々にハマっていると評したいところ。
【ヒロインの美しさを保ちつつアタックを引き出すエロ描写】
エッチなお姉さんとエンカウント!という実にシンプルなコンセプトに乗っていることもあって、エロシーンへの導入はスムーズであり、童貞ボーイズの奮闘とお姉さんヒロインの艶姿の対比で楽しませる濡れ場を十分量で鑑賞可能。
思春期ボーイズが頑張ってお姉さんを(性的な意味で)打ち負かそうとするケースもありますし、エロ展開終盤でガンガン腰を振って憧れのお姉さんを蕩けさせるというドリーム展開を頻度高く投入したりしておりますが、ある意味ではそれすらお姉さんヒロイン達の計画通りとも言え、ヒロイン達に翻弄されることそのものに幸福感があるとも感じます。
特にエロ展開序盤の前戯パートにおいては、悪戯っぽい表情を浮かべながら男性を性的な意味で色々とかまってあげるヒロイン達の姿を描いており、手コキやパイズリなどで予想外のサービスをしてあげたり、逆に淫臭がむわっと香る大人ま○こへのご奉仕を許したりと、ヒロインの年上属性を明示することで序盤できっちりエロの高揚感を盛り上げているのは○。
童貞ボーイズを中心とする野郎連中の積極性が、ある種のコメディ要素も含みつつ目立っている一方で、“エッチなお姉さん”としてヒロイン達もエッチへの積極性を示しており、登場頻度の高い騎乗位での積極的な腰振りでち○こを搾り取る様子などは最たる好例と言えるでしょう(←参照 ナースなお姉さんの騎乗位腰振り 短編「おとなりナース」より)。演出面に関しては、十分なアグレッシブさを打ち出して、セックスの勢いや躍動感を打ち出していますが、アヘ顔や断面図描写などの過激なエロ演出をほとんど用いることはなく、ヒロイン達の美しさをエロシーンを通してしっかり維持させるスタイル。決して攻撃性が弱いわけではなく、特に動きの勢いを感じさせるカメラアングルは大ゴマでしっかり生きているのは美点でしょう。
男性達の意外な頑張りに当初の余裕を喪失してすっかり蕩けた痴態を曝け出すヒロイン達の姿に、主人公達も読み手もすっかり当てられてガンガンと腰を振るパワフルなエロ展開を示しており、絶頂を迎えるヒロイン達の秘所に搾り取られて中出しフィニッシュに落ち着く流れは安定的。ある意味では、男性連中の“頑張り”の価値は最終的に否定されるわけですが、年上ヒロインにエッチで対等に立てたという喜びはエロシーン終盤における確たるスパイスとなっていると評し得るでしょう。
シンプル・イズ・ベストな作品構築であり、思春期における“エッチなお姉さんへの憧れ”を未だ引き摺っている諸兄(管理人含む)にとってはその願望をストレートの満たしてくれる1冊と言えるでしょう。
個人的には、幼馴染のお姉さんなナースに色々としてもらう短編「おとなりナース」と、叔母さんに(性的な意味で)逆襲を果たさんとするものの一枚も二枚も彼女の方が上手な短編「センチメント・バス」が特にお気に入りでございます。
流一本『純愛コラプス』
どうも管理人のへどばんです。長期出張から帰って参りました。疲れましたが、今日からまたレビュー頑張ります。宿泊先のホテルで『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の放送分全話観ましたが、キャラクターもそれぞれ魅力的、ロボのアクションも良く、シリアスとコミカルが良い塩梅と面白い作品でした。あと、タマキ可愛いよタマキ。
さて本日は、流一本先生の『純愛コラプス』(ヒット出版社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『NTR少女』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ダークでヘビィな雰囲気と破滅のエロスに彩られる寝取られ&凌辱エロが詰まった1冊となっています。
収録作は、清楚な女子が彼氏の友人である青年の毒牙にかかってち○ぽ奴隷に堕とされて~なタイトル連作「純愛コラプス」前後編(←参照 王道の入り方 同連作前編より)、半陰陽であることを秘密にしていた少女がその事実を知った周囲の男達に凌辱されていく中編「さようなら、また明日。」全4話。収録本数は多くないものの、1話当りのページ数は26~36P(平均32P弱)とそれぞれのエピソードに十分な分量があります。シナリオ面でも重苦しさがありますし、エロも濃厚感のある仕上がりとなっているので満腹感の強い1冊と言えるでしょう。
【重苦しさが延々と続くダークな寝取られ・凌辱エロ】
寝取られエロのオーソリティの一人と言える作家さんであり、清楚な女の子が悪い男に引っ掛かり、大好きな彼氏君にその状況を言えないまま弄ばれていく連作は実に王道的な寝取られ作品。
中編作に関しても、凌辱エロとしての色彩が強い一方で、人に言えない秘密を抱えながら同じ花好きで園芸部の少年への純粋な恋心を引き裂かれていく展開は、寝取られ的な要素が絡んでいるとも言えます。
帯の宣伝文にある通り、凶悪な性的快楽に心身を蝕まれながら幸福な関係を蹂躙されてバットエンドへと突き進むシナリオワークは両作品に共通しており、勧善懲悪や一発逆転のカタルシスを一切排除して雰囲気が暗く淀んでいく流れは非常に重苦しくなっています(←参照 想い人に秘密を知られて 中編「さようなら、また明日。」第3話より)。中編作では、ヒロインの周囲の人間達も、彼女を守ろうとする善意を悪人に食い物にされ、またヒロイン自身も絶望のあまり狂気に染まっていくなど、状況の悪化に歯止めが掛からない展開なども重ねており、寝取られ系や凌辱系の作品が苦手な方は胸糞悪くなること請け合いでしょう。
彼氏君への“ビデオレター”など、連作においても寝取られ系の王道的な要素が過不足なく盛り込まれており、どちらの作品も“えげつなさ”を以て固めていると感じます。
バットエンドに関しても、寝取られた側の無力感やヒロイン達の歪んだ変容の有り様をたっぷり含ませたタイプであり、読後にビター&ヘビィな余韻を残してくれています。
【ぺたんこロリボディと肉感巨乳ボディ】
連作では清楚な容姿の女子大生、中編作はミドルティーンなJCガールがメインヒロインであり、中編作では保険医であるヒロインのお姉さんや同学年の女の子達も登場して凌辱劇に巻き込まれます。
年齢層こそ異なりますが、両作品のメインヒロインに共通するのは優しく純粋な性格であると言え、それ故に悪漢の嗜虐性を掻き立てると共に、歪んだ性的快楽に為す術もなく虜にされていくというキャラクター描写が一つの肝と言えるでしょう。
なお、中編作のメインヒロインである少女は半陰陽(フタナリ)であるため、股間にち○こが備わっており、大半のエロシーンに絡む存在であることもあって、フタナリ関連が苦手な方には大きな忌避要因となることには要留意。
サブキャラクターの1名を除いてJCガールズについては、ぺたんこ~貧乳クラスのバストと肉付き弱めの体幹・四肢というボディであるのに対し(←参照 フタナリJCガール 中編「さようなら、また明日。」第2話より)、大人ヒロインについては健康的な肉付きのボディにもっちりと柔らかな巨乳を組み合わせた肉感ボディと好対照。キャラクターデザインに関しては、いい意味でシンプルでロリ体型なり巨乳ボディなり、オーソドックスにまとめていますが、大人ヒロインに関しては濃い目の陰毛であったり、ぷっくりと膨れた乳首などの淫猥な体パーツ描写が特徴的。
単行本通して安定している絵柄は、細めの描線でまとめた爽やかで健康的なタイプであり、濡れ場では後述する濃く激しいエロ演出とギャップを形成するのが特徴となっています。
【端正な表情が強烈なアヘ顔を晒すアブノーマルエロ】
ストーリー展開が安定している分、エロシーンの分量も十分であり、ヒロインが徐々に悪意と快楽に追い込まれて凶悪な陶酔に溺れていく様をたっぷり鑑賞可能。
相手に行為を強制させる凌辱や寝取り相手に見せ付ける寝取りセックスなど、ダークなエロシチュエーションが多く、中編作などでは狂気に囚われてしまったメインヒロインによる姉の凌辱など、悪意がたっぷり練り込まれたシチュエーションが多いのも特徴的です。
ギャグボールや目隠し、ボンテージなどを用いた拘束凌辱や、ハメ撮り、アナルセックスの多用に受け責め両方対応可能なフタナリセックスなど、アブノーマルな要素も色々と取り揃えており、日常を逸脱する様を視覚的にも明示しています。
こういった倒錯的なプレイが生む歪んだ快楽とそれへの陶酔は、ある種の禍々しさを含んだ強烈なエロ演出によって表現されており、普段の清楚な顔から露骨なアヘ顔への変化や舌足らずな口調で淫語も満載なハートマーク付き白痴系エロ台詞の連発などを投入(←参照 彼氏へのビデオレターにて 連作「純愛コラプス」後編より)。愛液や腸液でぐちゃぐちゃになった肉穴を指やら肉棒やらでたっぷりと嬲る描写を十分としたねっとり感で強調しており、肢体全体を見せ付ける大ゴマに加えて結合部見せ付け構図や局所のアップを多用して淫猥な粘膜描写を生かしています。
概ね多回戦仕様としており、中出し連発のストロングスタイルを見せ付けます。フィニッシュシーンはアヘ顔を晒しながら獣じみた絶頂の嬌声を上げるヒロインが最奥でたっぷり中出しされてノックアウトされる様をダイナミックに描いており、強烈な演出を連発させるエロ展開の〆としてキマッた描写となっています。
ブラックな寝取られ要素やフタナリキャラクターなど、やや特殊な要素が多いため、読み手によって評価の高低は大きく異なると思います。とは言え、そこがOKであれば強力な抜きツールとなってくれることでしょう。
個人的には、シナリオ展開の畳み掛け具合は中編作の方が好きなものの、エロとしては清純美女のけしからんボディをしゃぶり尽す連作の方がエロとしてお気に入りでございます。
なるさわ景『とろなまヒロインズ』
TVアニメ版『ゆゆ式』第4話「いいんちょう」を観ました。ヘイ!お母さん!ヘイ!の語感にはウィスキー吹きかけましたが、ここらの言語センスの面白みはこの作品の一つの特徴かもしれませんな。おへそに脇チラとメニアックなお色気要素のある作品ですが、今回、相川さんの中の人(茅野愛衣さん)の漏れ出る様な鼻息の演技にはちょっとドキリとさせられましたな。
さて本日は、なるさわ景先生の『とろなまヒロインズ』(ヒット出版社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『CHUっちゅ あいらんど!』(茜新社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
もちもち柔らかボディの美少女さん達と繰り広げるねっとり中出しセックスが詰まった1冊となっております。
収録作は、大金持ちの御曹司である少年の屋敷に彼の許嫁と称する三人の美少女が押し掛け、誰が小さい時に約束をした娘は主人公は悩むことに~な中編「許嫁スクランブル」全4話(←参照 ウハウハなハーレムライフ 同中編第1話より)、周囲にパシリ扱いされている気弱な少年が学年一モテる美少女さんにセックスに誘われて!?な連作「度会くんのパシリ」前後編、および読み切り短編3作と各作品の後日談を集めたおまけ漫画7P。描き下ろしのおまけ漫画を除き、1話・作当りのページ数は20or24P(平均21P強)と書店売り誌初出としては中の下の水準。基本的にはエロの満腹感を重視する抜きツールとして明確な構築で安定していると言えます。
【忌憚なくご都合主義的なラブコメ・エロコメ】
許嫁ヒロインが3人も押し掛けて主人公を取り合う中編作や、いじめられっ子である主人公が大逆転で高嶺の花をモノにする連作など、非常にイージーな棚ボタ展開を有するラブコメ・エロコメ系がメイン。
ハーレム展開を示す中編や、カップルさんのラブラブHの短編「ドキドキすぷりんぐ」など、恋愛模様を一応の主体とするものもある一方、男子運動部員達の性処理をマネージャーがする短編「角松さんお世話します!」や、バニー姿で性的なご奉仕に励む女生徒達を描く短編「放課後の3月ウサギ」と、ちょっとダークなシチュエーションも存在。
とは言え、そういった嗜虐性を有するシチュエーションを含んでいた場合でも、ヒロイン達も含めて概ね善良な登場人物達が登場しており、ヒロイン達の素直さや性的快楽への目覚めなどによって状況が追認されるため(←参照 ご奉仕に頑張るマネージャーさん 短編「角松さんお世話します!」より)、暗さや重さは大部分が排除されています。連作「度会くんのパシリ」において、ヒエラルキーの下に置かれる主人公が上にある美少女を籠絡する薄暗い嗜虐性を有しつつも、二人が円満に結ばれる結末となっており、嗜虐性や倒錯性などはエロシチュエーションの形成に留めていると評し得るでしょう。
中編作である「許嫁スクランブル」ではある程度ストーリー展開が認められ、ラストでのちょっとしたトラブルの発生と、全ヒロインとの同時セックスによる円満解決と王道的な展開が示されつつ、話自体は非常にあっさりとまとめられています。
この傾向は短編群でも共通しており、漫画としての読み応えはかなり軽めに仕上げられていますが、後述する様にハイカロリーなエロとバランス良くまとまっているとも言えるでしょう。
【もちもち柔らかな巨乳ボディの美少女達】
許嫁ヒロインやバスケ美少女、マネージャーさんなど設定は色々ですが、年齢層としてはミドル~ハイティーン級の美少女達で統一。
正統派幼馴染に元気なロリ系ガール、無口で母性的な女の子が揃った中編作の様に、ヒロインの性格設定の多彩さは美点であり、その他にもおっとり天然マネージャーや健気でエッチ大好きなスポーツ少女等も登場しています。
特に言及が無い娘さんもおりつつ、基本的に処女ヒロインで占められていることも特色の一つであり、初めてのエッチでありつつも直ぐにその行為に夢中になるご都合主義をきっちり維持。
中編作の許嫁トリオの中に、ちんまい背丈とぺたんこバストのロリ系ボディの持ち主が一人存在しますが、基本的にはもっちりと柔らかなお肉を十分量まとった健康的なボディの持ち主達であり、たっぷりとした巨乳と安産型ヒップがストレートな煽情性を有しています(←参照 ポニテ長身巨乳美少女!バンザイ! 中編「許嫁スクランブル」第3話より)。端正でキャッチーな当世流行のデジタル絵柄などに比べると、ややラフでオールドスクール寄りな絵柄ではあるのですが、セックスアピール優先でバランスの良さをあまり重要視しない肢体描写との相性は良く、適度な猥雑感を喚起しています。
また、適度に荒れ・乱れを含んでいるとはいえ、単行本通して絵柄は安定しており、表紙絵との落差もほとんど感じないので、購入後に大きな減点材料となることはないでしょう。
【中出し描写にコダワリまくったパワフル和姦】
シナリオがイージーゴーイングであることもあって、サクサクとエロシーンに雪崩れ込んでおり、複数ラウンド制を可能とする十分な尺でヒロイン達の痴態を鑑賞可能。
野郎連中が集団で美少女マネージャーに性処理をさせたり、パシリ少年が勢いに任せてクラスの美少女にスパンキングや羞恥プレイを行ったりと、嗜虐性を感じさせる演出・行為があるのは前述の通りですが、その場合でもヒロイン達は性的快楽にすっかり夢中になっているため、全体としてアッパーな印象は保たれていると言えるでしょう。
がむしゃらなピストンとそこからのこってりとした中出し描写を武器とするエロ展開ではありつつ、ギンギンに反り返った肉棒にヒロイン達がお口や豊満バストでご奉仕し、ぶっかけや口内射精で一度目の盛り上がりの極大を形成する前戯パートにも適度な分量を配置しています。
すっかり、愛液でトロトロになった処女ま○こに挿入すれば、更に蕩けた表情と甘い矯正を示すヒロインに当てられてがむしゃらに腰を振りまくるパワフルなピストン運動を展開。この際に、舌で唾液を絡め合うキスなどを加え、男性の体の存在感を殺し過ぎることなく、体同士の密着感を担保しているのが魅力でしょう。
この体同士の密着感が大きな効果を発揮するのが中出し描写であり、“断面射精のマエストロ”という売り文句の通りに、断面図・透過図を多用して子宮内に白濁液を注ぎ込む様子を丹念に描写していますが、それだけでなく最奥までの挿入と同様に男女が下半身を中心に密着することでの臨場感があるのが◎(←参照 短編「ドキドキすぷりんぐ」より)。これに加え、通常のエロシーン構成に比して、中出し描写にかなり分量を設けることが大きな特長であり、1Pフルの中出しフィニッシュの後数ページに渡って最後まで白濁液を出しきる膣内射精とそれに伴うヒロインの絶頂、ち○この引き抜きとそれに続く白濁液の膣内からの漏れ出しを執拗に描き出すコダワリは流石と評したい所存。
中出し描写へのコダワリを確たる武器としつつ、読み口の軽いシナリオとハイカロリーなエロとでまとめた優秀な抜きツールであり、シンプルな組み立てながらもその分幅広い層にとって嬉しい内容と言えるでしょう。
個人的には、おっとりと優しい性格の美少女マネージャーさんに部員総出で(性的な意味で)甘えまくる短編「角松さんお世話します!」に愚息が大変お世話になりました。
まるキ堂『優等生むちむち痴獄』
いたち先生(原作:平坂読氏、キャラクター原案:ブリキ氏)の『僕は友達が少ない』第8巻(メディアファクトリー)を読みました。金髪巨乳で妹的キャラクターでもありおまけにシスターという属性闇鍋状態の美少女・ケイトちゃんの登場に快哉を禁じえないですな!個人的には星奈ルートでハッピーエンドでも何ら問題ないのですが、夜空との微妙な三角関係はどう落着するのでしょうかね。
さて本日は、まるキ堂先生の『優等生むちむち痴獄』(ティーアイネット)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『劣情の穴ぼこ』(ワニマガジン社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
負の感情が鬩ぎ合う荒涼とした人間模様とハードな凌辱エロがヘビィな1冊に仕上がっています。
収録作は、女性の膣内に寄生し、その行動をコントロールして身も心も調教する男性器型の生物によって人生を大きく狂わされた少女達の破滅した日常を描く中編「サディスティック淫ベイダー」全4話(←参照 同中編第1話より)、および同一の世界観を有する中編「母は絶倫し」全4話+フルカラーのおまけエピローグ4P、および短編2作。なお、短編「昼さかり」は中編「母は絶倫し」の前日談的な作品でもあり、直接的なストーリーのリンクはありませんが、中編2作と短編1作は同一の世界を舞台としています。
描き下ろしのエピローグを除き、1話・作当りのページ数は16~36P(平均22P強)と書店売り誌初出としては中の下クラスのボリューム。とは言え、ハード指向のエロやダーク&ヘビィなストーリー性による満腹感は十分に強いと言えるでしょう。
【強烈な快楽欲求が引き起こす惨状の荒涼さ】
コンビニ誌では割合にマイルドであったりラブコメ調であったりな作品も描くものの、BUSTERにおいてはかなりハードでヘビィな調教・凌辱系をメインとしており、今単行本もそちらの色彩が鮮明。
登場人物、特に女性キャラクターの強烈な快楽への欲求を作劇の軸とするスタイルは今回も明確であり、ち○こ型の寄生モンスター(通称・淫ベイダー)によるヒロイン達の変容を描く中編2作においてはその快楽欲求の“負の側面”を描き出すことでドス黒い雰囲気を形成しています。
中編「サディスティック淫ベイダー」では、親友である二人の女の子が、淫ベイダーによる淫乱調教によって快楽中毒に陥らされ、相手を寄生から助け出そうとしつつも互いに裏切りを繰り返しながら二人でバットエンドに堕ちていく過程を描いており、読み手側の救済への期待を裏切っていく展開。
中編「母は絶倫し」は更にキツイ人間模様が繰り出されており、淫ベイダーの寄生により常軌を逸した性的倫理観を有する母娘と、彼女達のせいで処女を奪われ、恋人を廃人同様にされた少女が登場し、前者による手酷い調教と後者による憎悪にまみれた復讐が行われます(←参照 復讐の行く末は? 中編「母は絶倫し」より)。“人間を征服する”という大きな目的の割には淫ベイダー達はストーリー面で決定的な役割を有していないのですが、凶悪に高められた性欲によってヒロイン達の“浅ましさ”を増幅し、人間自らの手によって破滅へと至る愚かしさを強調する役割を果たしており、荒涼とした雰囲気を生み出すと共に、ホラー系作品としての側面も形成しています。
基本的に破綻させられた人間関係がまったく救済されることはなく、快楽地獄で悶える登場人物達を描くバットエンドでまとめられるため、読後感に重苦しさがあるのも特徴でしょう。
【柔らかお肉がたっぷり詰まっただらしな肉感ボディ】
短編「昼さかり」に登場してドMな変態っぷりを示し、中編「母は絶倫し」でもキーキャラクターで登場する淫乱人妻・美砂子さんは短編では27歳、再登場の中編では30代前半程度と思しき設定であり、短編「桃尻書店」のエロエロ書店員さんも20代前半程度と思われますが、その他のヒロインは女子高生級の女の子で統一。
初登場時に既に性愛に関する嗜好が異常なことになっている中編「母は絶倫し」の母娘コンビは例外ですが、淫ベイダーの登場するシリーズでは大人しく真面目な性格の美少女が度重なる調教によって、変態行為に欲情し性的快楽を貪欲に貪る存在へと変容して行くギャップで魅せるキャラクター描写となっています。
なお、凌辱・乱交用に醜悪な容姿の中年男性やいきずりの男性などが投入されることもありますが、淫ベイダー達は宿主であるヒロイン達に神経接続して男性器的な役割も果たすため、レズセックスでの凌辱エロも多数収録されています。ふたなりキャラクター的なデザインとも言えるので、その手の要素が苦手な方は要留意。
若々しい熟女である美砂子さんとJKガールズでは年齢に開きがありますが、肢体造形に関しては全女性キャラクターにおいて概ね共通しており、柔らかお肉が垂れ気味の爆乳やもっちりした尻や太股などを中心にたっぷりと付いた肉感ボディは、“だらしのなさ”を重視したタイプと言え(←参照 人妻緊縛 短編「昼さかり」より)、作劇面で重要な要素となる好色さが映える女体描写とも評し得るでしょう。また、脇毛や陰毛の描写といった淫猥さを強調する要素に加え、ぬめぬめとした質感を強調する粘膜描写も濃厚な淫靡さを有しており、性器やアナル、乳首などをグニグニと弄り倒す様や、唾液や精液が絡みつく舌や唇の煽情的な描写の魅力に大きく貢献。
ベースとなる絵柄はオールドスクール寄りながらキャッチーな二次元絵柄ですが、濃い目のトーンワークなどもあって、劇画的な濃さ・重さが目立つ、多少クセのある絵柄。後述する様にハードなプレイが連続されることもあって、勢いの強い描線には荒さがよく目立っているのはBUSTERでの掲載時の特徴と言えるかもしれません。
【禍々しささえ感じるレベルの凶悪な快楽中毒描写】
エピソードによってページ数に開きがあるため、エロシーンの分量にも変動がありますが、抜きには十分な尺を設けており、また行為や演出が非常にインパクトがあるため体感的なボリュームも大きく感じます。
淫ベイダーを双頭ディルドー的に用いたレズセックスに触手エロ的な要素、逆痴漢エロ、拘束凌辱や集団凌辱といったアブノーマルなプレイ・シチュエーションを多数擁しているのはBUSTER掲載作らしい点であり、いずれも嗜虐性が強い描写となっています。
そういった異常な行為に対して、初期には抵抗感や嫌悪感を示していたにも関わらず、非常な快楽の波状攻撃と調教による異常性癖の開花によって、その快楽に耽溺して悶えるヒロインの痴態を描き出す快楽地獄を展開。
演出面でも、一種の異常性を強調して描くスタイルが明瞭であり、アヘ顔や悶絶顔を曝け出しながら獣じみた矯正と言葉が乱れた白痴系エロ台詞を絞り出し、体のあちこちから体液をだらだらと漏れ出させる様子は、ある種の禍々しさを有しています(←参照 中編「母は絶倫し」第2話より)。太い肉棒や触手が出し入れされる性器やアナル、口の結合部描写も頻度高く投入されており、前述した淫猥な粘膜描写もあってエロの濃厚さの増強に貢献。ドロドロとした精液描写や力強いフォントで描かれる濁った抽送音なども、ダークな凌辱エロの雰囲気によくマッチ。
1回戦仕様のケースもありますが、概ね複数ラウンド制が保たれており、顔面へのぶっかけや口内に捻じ込んでの射精、アナルや性器への中出し描写など各種を投入。フィニッシュシーンは2P見開きでダイナミックに描かれており、絶頂の快楽に悶絶して絶叫を上げるヒロインの強烈なアクメを結合部を強調した構図で提供しています。
BUSTERらしい変態エロへの突っ走りぶりが明瞭であり、ここを頼もしい美点と見るか、強烈過ぎてついていけない難点と感じるかは読み手の嗜好によって異なるでしょうが、この作家さんらしい作品に仕上がっているのは間違いないところ。
個人的には、ラスボス的存在でもある美砂子さんの魅力と、母娘コンビとダークサイドに落ちた優等生さんとの殺伐としたバトルが面白かった中編「母は絶倫し」が最愛でございます。
TYPE.90『お隣さんはエイリアン』
くぼたまこと先生の『天体戦士サンレッド』第17巻(スクウェア・エニックス)を読みました。酔っぱらってお姉さんアピールに励むかよ子さんが可愛らしですなぁ。ホント、サンレッドには勿体ないというか。しかし、人事で現場と本部が問題を引き起こしていたり、何か伝説の剣を適当な扱いをして現場に押し付けたりと、フロシャイムの組織もなかなか大変だなぁとか思ってしまいます。
さて本日は、TYPE.90先生の『お隣さんはエイリアン』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『JKマダム』(ティーアイネット)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
エロパワーが炸裂して宇宙の平和を導く壮大なスペースオペラとエクストリームに突き進む超ハードなエロ描写が圧巻の長編作となっております。
収録作は、メガネを取ると超絶パワーを誇るエロエロ古代戦士と化す主人公を狙い、犬猿の仲の2つの星がエージェントを地球に派遣して(主にエロ方面で)大騒動が引き起こされるタイトル長編「お隣さんはエイリアン」全8話(←参照 ソラリア連邦の少佐・少尉コンビ 同長編第2話より)+描き下ろしの後日談短編10P。描き下ろしのおまけ短編を除き、1話当りのページ数は24~26P(平均25P弱)と中の上クラスのボリュームで安定。長編作として相応の読み応えもありつつ、強烈なインパクトで畳み掛けるエロの存在感が圧倒的に高いと評し得ます。
【エロが宇宙を救うドタバタエロコメ&スペースオペラ】
星間戦争の帰趨を決するかもしれない古代文明の超技術、それを巡る宇宙人エージェントの策謀と、壮大なスケールのSF設定を有する作品ですが、作劇の主要素はいつも通りにドタバタエロコメ。
ラストの大団円に向けてSF要素は作劇面で一定の寄与をしていますが、そこらのストーリー性よりかは、異性間の性交を知らない宇宙人の美女達がセックスの快楽を知ってすっかりメロメロになり、主人公は無自覚ながらもやたらスケールの大きなハーレム展開となるあっけらかんとしたご都合主義の方が先行しています。
多少のシリアス要素はあるものの、ソラリス連邦とゴライウォンの両勢力のエージェントが主人公とのエロエロ三昧を通じて地球ですっかり仲良くなっていたり(←参照 なんだかんだで意気投合 長編第6話より)、評判を聞き付けて双方の上司が地球に視察にきたりと、終盤手前までごく平和な雰囲気を維持。終盤では盛り上げのために、ちょっとしたシリアス展開もありますが、そこも覚醒バージョンの主人公のエロパワーで上層部を(性的な意味で)ねじ伏せ、5Pセックスを敢行した挙句に全て丸く収める大団円に収束。荒唐無稽ではありながらも、“エロは宇宙を救う”という素敵なテーマ性が生じているのはなかなかに心地良い点と言えます。
なお、クールで有能な少尉さんが主人公に惚れてデレを見せたりといった恋愛要素もありますが、基本的にはエイリアンレディズに翻弄され、セックスモンスターとしての活躍以外では主体性を全く示さない主人公であるため、種族を越えた甘いラブロマンスを期待するのは避けるべきでしょう。
とは言え、その分、宇宙人ヒロイン達のキャラクターが立っており、ドタバタSFとしての面白みも引き出されているので、話全体の面白みを減じるものではないでしょう。
【むちむちグラマラスボディの宇宙人ヒロインズ】
主人公が特定の相手を意識的に伴侶として選択するという展開を欠いているので、誰がメインヒロインかを判じるのは難しいですが、両勢力のエージェントコンビに加えて彼らの上司さん達や、はたまた連邦の大統領までもが登場する多人数ヒロイン制。
異星人達ということもあって、年齢不詳ではありますが、双方のエージェントの年少組はハイティーン級の美少女、年長組は20代半ば程度のお姉さんタイプ、上司さん達は30代程度の美熟女さんといった外見に描き分けされています。
なお、普段は真面目で穏やかな性格の好青年ながら、メガネを外すとセックス・モンスターと化して大活躍?する主人公も目立っており、宇宙人のパワースーツを上回る膂力を発揮し、催淫作用のある唾液を分泌し、セックスの最中にち○こをゴク太に二段階変化させたりと化け物じみた活躍をしています。
ソラリス連邦の皆さんは白い肌に尖った耳、ゴライウォンの宇宙人さん達は浅黒い肌が特徴的であり、また年齢層に応じてキュートな美少女タイプや、お色気感たっぷりの美熟女さんとキャラデザインに描き分けがしっかり為されているのは多人数ヒロインの布陣として好適。
ソラリス側のサクヤ少尉のみ、華奢な細身ボディに貧乳装備のロリ系ボディの持ち主ですが、その他の皆さんはもちもちと柔らかな巨乳と負けず劣らずの量感を有するツヤツヤ桃尻をお持ちなグラマラスボディで統一(←参照 本作のラスボス?なソラリス連邦大統領閣下 長編第8話より)。グレースケールを濃い目にのっけて柔肌のツヤツヤ感を強調するのも肢体造形における特色でしょう。この特徴的な柔肌の描写を含め、キャッチーなアニメ/エロゲー絵柄に濃い目の修飾を添加して濃厚さを打ち出すスタイルと言え、好みは読み手によって分かれるでしょう。もっとも、単行本通して絵柄は安定しており、表紙絵との互換性も高いので、購入後に問題となることはあまりないでしょう。
【強烈な快感描写と過激プレイをアグレッシブな演出で表現】
基本的にドタバタエロコメで構成されていることもあって、円滑に導入されるエロシーンには十分な尺が用意されていますが、物理的な分量よりも質的な強烈さが維持されることでの体感的なボリューム感が印象的です。
女性形態しか存在しない異星人達のレズプレイや、触手装置を用いた懲罰といった行為もスポット的に投入されますが、最大4人のヒロイン達を同時にファックする超兵器・主人公がガシガシ腰を振ってヒロイン達の肉穴を蹂躙する猛然たる勢いで押し通すシンプルなストロングスタイルで押し通しています。
お口を攻め立てるイラマチオやアナルや女性器を縦にも横にも限界まで押し開くピストンをハードに描写しており、本能に従って大暴れしている主人公をある種の装置然として据え置いて、凶悪な快楽に乱れまくる宇宙人ヒロイン達の痴態を派手に描写。
結合部からの愛液は勿論、涎や涙、鼻水、母乳を撒き散らしながら、度重なる絶頂にアヘ顔と喜悦の悲鳴を曝け出すヒロイン達の描写は派手さと勢いを最重要視したものと言え(←参照 長編第5話より)、あまりに強烈である分、読み手の好みを大きく分けるレベルとも評し得るでしょう。また、派手な乳揺れや、目一杯開かれる肉穴の露骨な見せ付け構図、子宮内までゴリゴリと圧迫する様を描く透過図、腹部を内部から特大ち○こで大きく押し上げる描写、一方的に攻め立てられ無茶なポージングを強いられている様を表現するアクロバティックな構図取りなど、エクストリームな行為に応じたインパクトの強い演出・作画を連続させているのも大きなポイント。
エロモンスターだけに遅漏であるのか、ド迫力のプレイが連発される割には1回戦仕様でまとめるケースが多く、中出しは正しくトドメの一撃。ただ、淫液を撒き散らしてヒロインが絶頂を重ねていくので、抜き所そのものは豊富であるとも言えるでしょう。
作劇のいい意味での大風呂敷の広げっぷりと、強烈なエロ描写とシナリオパートのほのぼの感のケミストリーなど、漫画チックに楽しい作品に仕上がっており、この作家さんの作品の中でも個人的にはベストに値する最新刊。
エロの強烈さは、読み手の嗜好によっては評価を大きく下げる可能性はあるのですが、ド迫力の過激エロを楽しみたい諸氏には是非ともお勧めしたい1冊でございます。


