シュガーミルク『ぱいぐるみ』
大場つぐみ先生&小畑健先生の『バクマン。』第5巻を読みました。二人をデビューまで支え続けた服部氏から港浦氏へと担当が変わりましたが、互いに良い作品を作ろうとする意欲が反映されていく様が気持ちよいですね。ちょいと泥沼化していた亜豆の写真集問題も解消されて、さらに夢に向かってまっしぐらと言ったところでしょうか。あと、昭和臭すらする中井さんの泥臭い真っ直ぐな恋心は何だかんだで素敵ですな、まぁ、一歩間違えればというかそのまんまストーカーなんですけど(笑。
さて本日は、シュガーミルク先生の初単行本『ぱいぐるみ』(コアマガジン)のへたレビューです。おっぱい+ぬいぐるみな表紙絵ですが、タイトルの意味は柔らかおっぱいにくるまれるってトコロでしょうか。素敵なことですな!
バラエティ豊かな作劇ともちもちバディな美女さん達とのがつがつとしたハードコアファックが魅力の1冊ですよ。
収録作は、姉の下着でオナニーしていた弟に姉自らエッチな制裁な描き下ろしフルカラー掌編「ぱいぐるみ」4P+カバー裏の前日談漫画、および読み切り短編11作。
描き下ろしの掌編作を除き、1作当りのページ数は16〜20P(平均18P弱)とやや平均を下回るボリューム。エロ展開と進行を同期させる話作りに上手さがある分、漫画としてある程度の読み応えがありますが、基本的にはエロ重視の抜き物件として良好な構成となっています。
【方向性に幅があるも個々に魅力的な作劇】
作風的には、やたらと強引ながら実はピュアな恋心を秘める女の子とのちょっと変わったラブコメディな短編「1/20の恋の花」、心も体もつながっていると信じていた妹が自身の想いが悲しい一方通行であったことに気付くラストが切ない兄妹の近親相姦劇「ミッドナイトドリーム」、仕事のできないOLさんが会社の男性社員達の肉便器に貶められていく短編「ハードレクリエーション」など、バリエーションが豊かであり、話の明暗や感情描写の繊細さなどに作品間でそれなりに幅があります。
貞淑な人妻が見知らぬ少年に突如レイプされ、度重なる倒錯の逢瀬の果てに快楽の奴隷へと堕ちていく短編「好きですお姉さん」(←参照 突然の告白と凌辱)のような凌辱・調教系の作品や、兄と結婚した幼馴染の女性を玩具を使ってヨガらせながら不貞の種付けをする短編「ブラザーギフト」などの人妻・義母寝取りモノといったダーク&インモラルな作品に切れ味と存在感があるため、表紙絵のような巨乳お姉さんに優しく甘やかしてもらいたい諸兄は要注意。父親と再婚した元ホステス嬢の義母を売女と罵って凌辱する短編「義母の方程式」や寝ている旦那の横で人妻の心と体に圧倒的な快楽を捻じ込んでいく短編「ブラザーギフト」のように、陰惨で嗜虐的な要素を絡めており、和姦スキーな方には多少厳しいかもしれませんが、それらのジャンルの盛り上げ方としてはパワフルであり、かつ正攻法と言えるでしょう。
最後までダークな“堕ちモノ”として完結させている作品もありますが、凌辱される大人しい義母と見せて実はドSな性豪美人の本性を露わにした女性側が見事に逆転を果たしたり(←参照 勿論不埒な息子は絞り尽くされます 短編「義母の方程式」より)、人妻さんを寝取ったと思いきや実は全て旦那・奥さんコンビの掌の上であったことが明かされたりと(短編「ブラザーギフト」)、最後の最後で意外にもカラッとした雰囲気に切り替えるため、読後にヘビィな余韻をあまり残しません。寝取られエロの醍醐味の一つである“日常への帰路の断絶”を期待する方は不興を覚える可能性もあるコンストラクションではありますが、出来るだけ広い層をターゲットとした実用的読書に使いやすい作品を目標とするコアマガジンの路線としては間違っていないでしょう。
上述の短編「ミッドナイトドリーム」に加え、若い衝動の余りに暴走してしまった少年への、幼馴染のお姉さんの慈しみが優しくも切ない短編「バイバイ・リメンバー」など、細やかで複雑な感情を描き出す作品にも魅力があり、魅力のある寝取りモノも含めて様々な作風へのチャレンジをこのまま続けて欲しいと個人的には思っています。
【迫力豊かな巨乳・爆乳をお持ちの美人さん達】
短編「1/20の恋の花」と「ミッドナイトドリーム」のヒロインはミドル〜ハイティーンクラスの美少女さん達ですが、その他の作品は人妻(義母)や女教師、OLさんなど20代半ば〜30歳前後の美女さん達が登場。
決してとび抜けた新奇性こそないものの、エロ展開の途中で豹変する上記の義母さんやツンケンした冷静な表情の下に“もう三十路だからどうにでもなれや”という投げやりハートになっている女教師さん(短編「女教師と呼ばれて」)、奇抜な愛情表現をするイジワル美少女さん(短編「1/20の恋の花」)など、悪い意味でなく表裏のあるキャラ造形には華と面白みがあります。
キャラ造形の如何を問わず、皆さん成人女性らしいふくよかな肢体にバルンバルンと揺れる迫力の巨〜爆乳をお持ちで、男性の欲望を受け止める大きさと柔らかさを両立(←参照 ブルン! 短編「ラッキーゴール」より)。なお、皆さん年齢相応に股間には茂みが広がっていますの、その辺りはご自身の嗜好と相談されたし。前戯・抽送シーン問わずグニグニと揉まれるおっぱいに比べれば作画的にあまり目立たないものの、プリプリのアナルが中心に備わるお尻も肉感が豊富であり、年上という設定も含めて男性の征服欲を掻き立てる体型描写になっています。勿論、貧乳スレンダーなロリっ娘をお求めな方は回避推奨。
初単行本ということもあり、絵柄には作品間で変遷が認められ、初期は胃之上奇嘉郎先生ライクなくっきりとした描線と強いコントラストが目立つ絵柄でしたが、近作ではもう少し印象が柔らかく、かつ描き込みが細やかになった感があります。
画としてのクオリティは初期作から十分に高いですが、1冊通しての作画の安定感を求める方には少々減点材料にもなり得るでしょう。
【パワフルな肉弾戦をストレートに描くエロパート】
シナリオ進行とエロ展開を同期させているため、純粋なシナリオパートを少なめにして作中で濡れ場が占める割合を高められているのは好印象。
凌辱系・寝取り系の作品が多いこともあって、男性の欲望が炸裂してセックスへと無理矢理気味に雪崩れ込んでいく展開が多く、サディスティックな言葉を投げかけながらヒロインの秘所をねちっこく責め立てる前戯パートを序盤に配置。
その後は、十分に濡れた淫靡な女性器に挿入し、ガツガツと互いの性器をぶつけ合うパワフルなピストン運動へ発展し、子宮内へと精液を注ぎ込む内臓描写を絡めつつの中出しフィニッシュへと駆け込んでいきます。
やや単調な感もありますが、性感の熱気に陶酔しきった官能の表情とエロ台詞が魅力のセックスシーンは(←参照 短編「ハードレクリエーション」より)、快楽によって男女が主導権を争う月野定規先生に近いスタイルとなっており、月野御大程の濃密さはさすがにないものの、エロ展開に一定の緊張感があるのは○。基本的にはち○ことま○このガチンコタイマン勝負を豪速球で投げ込んでくるタイプですが、ちょこちょこ絡めるアナルセックスや輪姦モノなど、シチュエーションに幅を設けているのも、オーソドックスなエロ展開が並ぶことによる飽きを減じることにある程度貢献しています。
エロパートの合間にシナリオが差し挟まれる分割構成がやや多く、個人的にはソツのない構成と思いますが、エロが分断されると抜きに集中しにくいという方はやや注意。
作風にバラつきがあるため、ふわふわとしたラブコメを期待するのは避けるべきですが、エロの味付けも含めて個々の作品に魅力があるため、雑食嗜好な同士諸兄にはお勧めしたいところ。
個人的には、三十路女教師さんが男子生徒軍団に凌辱されながらその状況さえ楽しんでいく流れが何だか妙に明るい短編「女教師と呼ばれて」とハードな凌辱劇から一気に義母さんによる快楽責めへと転換するのが面白かった短編「義母の方程式」が特にお気に入り。
Rico『はちゅえち』
TVアニメ『にゃんこい!』第6話「ミルク&ビター&シュガー&スパイス」を観ました。金髪ツンンテ美少女双子が嫌いなオタなんていません!(歓喜のあまり血涙を流しながら)。絶対領域のためでもあるのでしょうが、私服・制服ともにスカート短すぎです。大変
さて本日は、Rico先生の2冊目『はちゅえち』(コアマガジン)のへたレビューです。前単行本にして初単行本の『あまーい恋しよ』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
極上の甘さを誇るラブラブ空間の中で初めてのエッチに蕩けていく女の子達がとってもキュートな1冊ですよ。
収録作は、遠距離恋愛の男女が久しぶりに会って嬉し恥ずかし初エッチな短編「密着デート」+メイド服を借りてのデートを描くフルカラー後日談掌編4P(←参照 短編「密着デート」より)、および読み切り短編9作+ピンナップイラスト。上述のフルカラー掌編を除いて1作当りのページ数は16or18P(平均17P強)と少なめながら漫画ばんがいちでは標準的な部類。シナリオ・エロ共に甘く優しい空気に浸かる心地良さがあると同時に、話に適度に抑揚を付けてあり十分読ませる作劇になっています。
【蕩ける様な甘さに浸れるピュアラブストーリー】
前単行本同様、今単行本でも若い男女のピュア&ハートフルな恋愛ストーリーを汲めども尽きぬ甘さを以て描く作風であり、愛し合う男女が初めて体を重ねる幸福感が実に素敵。
既にカップルな男女のお話や、互いに想っていた男女がその関係性をもう一歩進めるお話で統一されており、派手な展開こそは無いものの、互いの恋愛感情を素直に打ち明けていく様そのものに一定のドラマ性があるのが◎(←参照 短編「大好きなキミのため」より)。作品をふんわり包み込む甘さの中に、一種のアクセントとしてちょっとした切なさを混ぜ込むシリアスパートもシナリオ全体を引き締めており、適度なコミカル成分やコンパクトにまとめられた構成もあって甘さ一辺倒で冗長にならないのも高く評価できます。
総じて、エロ漫画的なご都合主義を含有しつつも、それを決してクドさやつまらなさとして感じさせず、最後までリリカルでムーディな雰囲気を流麗に紡いでいく手腕に強い安定感が出てきました。
男性視点、女性視点のどちらかに偏重せず、男女のそれぞれの感情を軸としつつ、それらがしだいに近接し、微笑ましいハッピーエンドに向かって合流していくストーリーに、無駄な要素を一切省きつつ決して嫌みにならない大量のラブラブ感を詰め込めているのが何よりの魅力。
誰しも経験するところである、恋知り染めしころ、性知り染めしころのもどかしくも甘酸っぱい感情を強く思い起こさせる作品群と言ってもよいでしょう。
【服装・容姿・言動全てがキュートな女の子達】
登場するヒロイン陣はミドルティーン〜20代前半と思しき女の子達であり、“初めてのエッチ”にこだわった1冊であるためお付き合いは始めている女の子達も含めて皆さん処女。
前単行本に比してやや年齢層の設定が上昇した感もありますが、女の子のキュートネスを前面に押し出すタイプのキャラデザなのでロリ系美少女が好きな諸兄にも依然として十分なアピール力があります。その一方で、短編「純真恋心」や「厳しく!甘く?メイドごころ」に登場するシスターや年上のメイドさんなど、清楚な大人の女性に凛とした魅力が備わっているのも嬉しいところ。
ふにふにと柔らかそうな肢体とロリータフェイスのコンビネーションに貧〜巨の幅広いサイズのおっぱいが加わるボディデザインは非常に訴求層の広い部類ですが、どちらかと言えば前単行本に比べておっぱい増量気味であり、貧乳ガールズを愛する諸氏は要検討。
絵柄的には、十二分な萌え成分を有する一方で、人工的なあざとさをほとんど感じないタイプで、ロリプニ絵柄というよりは女児向けの少女漫画絵柄に近い印象。絵柄も単行本通して安定しており、表紙絵とも完全互換の安心クオリティとなっています。
フリルたっぷりのメイド服の登場率が比較的高いですが、可愛らしい私服や、コマに散りばめられるお菓子やお花といったガジェットを用い、女の子の可愛らしさを更に強化する作画も作品の雰囲気に大変よくマッチ(←参照 リボンとお菓子と女の子 短編「お砂糖よりも甘いこと」より)。可愛いのからアダルトなものまで、ランジェリー類の描き込みも丁寧。管理人は短編「どきどき!?初体験」で初めてパンドルショーツというものの存在を知りました。
【濃密な演出で実用性を大きく増したエロシーン】
前単行本の作風を順当に継承しつつ、エロへの踏み込みが非常に強力になっているのが特長であり、ラブラブエッチスキーには極上の抜き物件。
ページ数の都合上、濡れ場の尺はさして長いとは言えませんが、恋愛の熱っぽさとそれに裏打ちされた圧倒的な快楽の強さが支配するエロ空間の密度は大変濃密であり、読み手の作中への没入を容易にしています。
小さなお口で一生懸命頑張るフェラやプニプニ&スベスベの股間を丁寧に解きほぐす愛撫、涎を絡め合うキスシーンなどの前戯パートで、読み手と男女双方の快感と興奮をしっかりと高めてから挿入し、ヒロイン側の破瓜の痛みをほんのり描きだしながら、それすらつながり合う喜びとセックスの快楽へと変換していく甘い台詞回しが心憎いです。
涙で潤む瞳やはわわ口などによって心身共に存分に蕩けている様を示す官能の表情や、たっぷりと描かれる柔肌を濡らす各種淫液など、かなり濃い目のエロ演出を施しており、以前のソフト路線からよりハードコアに近づいた感もありますが、それでいて持ち味の上品さをしっかり維持しているのは見事(←参照 短編「厳しく!甘く?メイドごころ」より)。キュートな女の子の柔らかスベスベバディを余すところなく味わいながら、優しくも力強い抽送を繰り返すシーンも含め、男性の体の存在感を邪魔にならない程度に示して、肌の重なりが生み出す安心感を香らせているのも作風的には正解。
ハートマーク付きのエロ台詞を切れ切れに漏らすヒロインが実にエロ可愛いフィニッシュシーンは大ゴマ〜1Pフルで描かれており、事後の甘い台詞も含めてラブラブエッチの締めとして非常に良好。
中出しフィニッシュが大半を占めますが、液汁描写の質的・量的向上が図られているため、少数混在するぶっかけフィニッシュも実によい抜き所となっております。
甘く優しいラブストーリーと初々しくも熱情的な恋愛エッチという作風を堅持しつつ、実用性が大きく向上しており、萌え系エロ漫画の一つの理想形と言えるでしょう。ばんがいちファンだけならず、みやもとゆう先生やBENNY'S先生・井ノ本リカ子先生コンビなどがお好きなマックス愛読者層にも強くアピールできると思われます。
個人的には、しっかりものの年上メイドさんとお坊ちゃんのラブストーリーをコミカルかつ甘く描く短編「厳しく!甘く?メイドごころ」と、彼氏のために健気に頑張る女の子とメイド服姿でコスプレHな短編「大好きなキミのため」がお話的にも抜き的にもお気に入り(メイドが嫌いなオタなんていません!)。
甘々&イチャイチャな恋愛エッチを楽しみたい貴兄貴女はマストバイですよ!お勧め!
あまの・よ〜き『ヌキプリっ』
桂明日香先生の『ハニカム』第3巻(電撃コミックス)を読みました。萌さんがとんでもなく面倒な女の子になってますな。あの勘違いぶりがいっそキュートです。御手洗君が素敵に朴念仁なので微笑ましいやらもどかしいやらの三角関係になっていますが、守時さんも鐘成さんもどちらもいい子なので悩ましいですなぁ。どっちも幸せになって欲しいのですよ。
さて本日は、あまの・よ〜き先生の『ヌキプリっ』(東京三世社)のへたレビューです。管理人はこの作家さんが目当てでコミックダンシャクを買ってましたなぁ。既に廃刊になって久しいですが、懐かしいなぁ。
小難しいことを考えず我儘放題に動き回る黒ギャルさん達とのエッチが楽しめる作品集です。
収録作は全て独立した短編で10作。1作当りのページ数は短編「男の魅力」(20P)を除いて全て16Pであり、個々の作品のボリュームはかなり小さめ。
シナリオの面白みが乏しいことに加えて、ソフトコア気味のエロの質的・量的な満足感にも欠ける印象ですが、脳味噌に負担をかけずに気楽に読める作品群とも言えるでしょう。
【良くも悪くもイージーなシナリオ構築】
英知出版時代もヤリたい男とそれに振り回される彼女の日常といったいい意味で緩い作劇をするタイプでしたが、今単行本はストーリーの構築は一層ぬるくなっています。
通販で買った怪しげな惚れ薬を付けてみたらモテモテになって普段は冷たいバイト先の女性がエッチのおねだりをしてきたり(←参照 短編「男の魅力」より)、家出中の黒ギャルが男性の家に転がり込んで御礼にエッチをさせてあげたり(短編「素顔のままで」)と、良くも悪くも非常に安易な展開を示します。片や真面目な文学少年に、片や黒ギャルになった幼馴染の男女のセックスを描く短編「図書室はお静かに!!」など、設定的にラブストーリーに発展しそうな作品でも恋愛感情の描出はほとんどなく、どーしょもない(褒め言葉)古風なギャグオチで終わらせるため、話としての味わいはあまりありません。
お金などを目当てに男性を積極的に誘っていく黒ギャルさん達など、やや無味乾燥な雰囲気は“欲望に忠実に遊んでいる”というイメージを持つ黒ギャルさん達を描く作品としては好適ではありますが、単行本通してのあまりに平板な読書感は△。
黒ギャルさんとその彼氏の痴話喧嘩に巻き込まれたサラリーマンの男性を描く短編「mix up」は、ちょっと心温まる終盤展開が収録作の中で比較的強い印象を残してくれましたが、この作品も全体的に展開が唐突で語りが足りていない感はあります。
ギャルモノのジャンルにストーリー性を求めている方はそう多くはないでしょうが、もうちょっと話に起伏とメリハリがあった方がエロにも魅力が増すのではないかと思います。
【黒ギャルさん主体のヒロイン陣】
おっさんが電車内で官能小説を読みながら対面に座った女子校生さんで色々と妄想する短編「キミはボクのオカズになった」と上述の短編「男の魅力」のみ、普通?の女子校生が登場しますが、その他の作品ではお肌をこんがりと焼いた黒ギャルさん達がヒロイン(←参照 短編「スリムなウエスト」より)。基本的に、自分の目的のために他者を巻き込むことを躊躇しない自分勝手な性格で、かつ性行為への抵抗感に乏しい類型的な存在として黒ギャルさん達を描いており、特段にキャッチーな要素や人物像における深みは無いものの、分かり易いキャラ造形がイージーゴーイングなシナリオとよくマッチしています。
普通に学校の制服を着ていたり、バイトでメイド喫茶の制服を着ていたりと、衣装関連は意外に地味であり、ギャル文化に特有の華美な服装を楽しめないのは個人的には少し残念です。
90年代後半からのデジタル作画の導入において先頭集団にいた作家さんであり、描線がすっきりと整理されたキャッチーな絵柄は女の子の可愛らしさをよく抽出しており、エロ漫画業界の絵のレベルが格段に上がった現在でも十分に魅力的。
ただ、黒ギャルモノという作風に合わせてか、以前と絵柄を大きく変更している作品も半数程度存在しており(←参照 一例 短編「運勢あげあげ」より)、ギャル達の強気さや生意気さの印象をしっかりと強めていますが、個人的には以前の絵柄との齟齬を少なからず感じてしまいました。形の良い乳房と小さめの乳首や適度な肉付きの体幹など、ギャルという設定や絵柄の変化を除けば、ボディデザインはかなり訴求層の広いタイプです。
【物足りなさの残るエロシーン】
ページ数の関係で濡れ場の尺があまり長くないことに加え、エロ描写に力強さや濃さが不足しており、抜きツールとしてはかなり物足りない感があります。
マーク無しでの仕事の期間が長かったためか、性器描写をほとんど用いないエロ作画を行っており、官能に悶える女体には十分な煽情性があるものの、ヒロインの表情や台詞、各種擬音などによる演出に抑揚がなく、シナリオ同様に上滑りな印象が強くあるのは大きな減点材料。
着衣エッチの頻度が高く、露わになる野性的な褐色肌やもちもちとした乳尻太股はエロ的な魅力を何とか下支え(←参照 短編「図書室はお静かに!!」より)。抽送シーンの短さに加え、おそらく今単行本の最大の難点とも言えるのが、性器結合を伴うセックス描写が存在しない作品が目立つことであり、前戯のみ、フェラのみで終了するケースがあることには注意が必要。
個人的には、作中に必ず性器結合の描写を入れなければいけないという業界の暗黙のルールには全面的には賛成できないのですが、短編「mix up」を除けばシナリオ上の必然性が特になく、同時にパイズリや羞恥プレイといった特定の行為への特化がない状態でのピストン運動の排除は抜き物件として致命的なマイナス要因となり得ます。
やや尻切れトンボ気味なフィニッシュシーンにもカタルシスが不足しており、エロシーンに関しては黄色い楕円のマークが付いていることを疑いたくなる水準なのは非常に残念です。
久しぶりのマーク付き単行本ということもあってか、エロ・シナリオ共に猛烈に食い足りなさが残りますが、今後バリバリ作品を描いて英知出版の元エースの実力を取り戻して頂きたいものです。
個人的には、なかなかキュートな黒ギャルさんがインチキヨガ講師にエロエロな指導をされてしまう短編「スリムなウエスト」が一番好きですね。
いトう『狂姦地獄』
伊藤悠先生の『シュトヘル』第2巻(小学館)を読みました。相変わらずユルール君による長い長いヘビィな過去話が続いております。1巻でユルール君が“アルファルドはもういない”って言ってましたので、次巻くらいで時間軸が戻るのかもしれませんな。復讐に燃え、悪鬼羅刹の如くモンゴル人を殺害するシュトヘルが文字の尊さを知るシーンは感動的でしたなぁ。あと、スレンダー巨乳にさらしってエロいですよね(駄目視点)。
さて本日は、いトう先生の『狂姦地獄』(ティーアイネット)のへたレビューです。前単行本『恋獄』(一水社)のへたレビューなどもよろしければ併せてご参照下さい。
狂気と憎悪が支配する荒涼とした作品世界の中で繰り広げられる無慈悲で暴力的な鬼畜凌辱劇に圧倒される作品集ですよ。
収録作は全て短編で9作。1作当りのページ数は22〜26P(平均23P強)と十分なボリュームになっています。
暴力的な描写に躊躇なく踏み込むエロシーンは十分な長さもあることもあって非常に重苦しい読書感を生み出すのに加え、猛烈に後味の悪い余韻を残すストーリーにも強い存在感が出るようになってきました。
【ブルータルに押しまくる過激な暴力描写】
タイトルや表紙絵が示す通り、狂人や悪人が少女達を暴力によって追い詰め、その獣欲を一方的に叩きつけていく凶悪な凌辱劇を容赦なく叩きつけていく厳ついスタイルを今単行本でも堅持。
女性をモノとしか考えていない様な男性が多く登場することもあって、抵抗する少女を殴打して従わせたり、拉致監禁したり、薬物注射によって意識を失わせて集団凌辱させたりと問答無用に暴力的なエロへの導入となっており、凌辱作品が少しでも苦手な方は手を出すべき作品ではありません。
頻繁に絡めるアナルセックスに加え、膣やアナルへの異物挿入、獣姦、フィストファック、スカトロ描写(ただしおしっこ関連のみ)など、アブノーマルな要素も多く、かつ表紙絵にも描かれた性器への電気ショックなどかなり痛々しい行為もしばしば絡んできます。
凌辱エロにおける嗜虐性の増強において重要な、苦痛が快楽へと変わることへのヒロインの恐怖や自己嫌悪、絶望感という点をしっかりと押さえつつも、ヒロイン側の苦痛や男性への嫌悪感を臆することなくストレートに描いており、描かれる行為が純粋に暴力的・破壊的であるという点から逃げていません(←参照 突き上げられる下腹部 短編「覚悟」より)。出所したばかりの粗暴で愚劣な兄貴が弟の誕生日に少女二人を誘拐してくる短編「覚悟」や女子トイレでの盗撮を生業とする男性が脅迫によって少女達を次々と毒牙にかけていく短編「住人」など、複数のヒロインがエロに絡む作品が既刊に比べて多いのも今単行本の特徴の一つ。
男性の腕力や器具による拘束によって、180度近い開脚や背中をくの字曲げられる姿勢など(←参照 短編「憎悪」より)、無茶なポージングを強制することも多く、限界まで押し広げられる前後の穴の表現と併せ、女体の破壊の一歩手前まで肉薄する様な緊迫感を生み出しています。堪え切れない肉体的・精神的苦痛か、理性の崩壊を示す白痴じみた快楽の言葉かを白目を剥きながら咆哮するヒロインに精液を注ぎ込む悲愴かつパワフルなフィニッシュを迎え、前半で多用するアナルフィニッシュ+アナル中出しとの組み合わせで抜き所の多い多回戦仕様となっています。
前戯など皆無で無理矢理挿入するため、口淫描写などは皆無に近いため、その辺りのねちっこさを期待するのは避けるべきでしょう。
【プリプリとしたお尻が特に魅力な制服美少女達】
短編「金欠」ではサブヒロインとして人妻(ヒロインの母)が絡みますが、ミドル〜ハイティーンの制服美少女達のみでヒロイン陣を構成。
健康的な肉付きの体幹に並〜巨乳が備わるボディデザインでほぼ統一されており、特段の個性があるタイプではありませんが、凌辱行為の過激性・異常性との対比はむしろ良好と言えます。
おっぱい関係のエロ描写が相変わらず乏しいのは残念ですが、スベスベとした肌の質感とプリプリとした肉感を備えるお尻の描写には強いこだわりを見せており、その形の良い桃尻を手酷く叩いたり抓ったりする描写はドSにとって大層痛快(←参照 スパンキング 短編「かげ」より)。短編「かげ」において、現実世界と架空の世界の区別がつかなくなり少女を監禁凌辱するオタクの男性が耽溺するエロアニメを描く際に見せた、実にあざといロリプニ絵柄もかなり上手いのですが、作風に合わせてかやや硬質な感じもある人工的なエロゲー絵柄を基本としています。以前に比べて一種の味でもあった雑味や粗さ、および絵柄の不安定感が払拭され、絵柄が洗練されてきた印象があるのも○。
なお、光沢感が華やかで、かつ妖しげな暗さがあるCG彩色が味わえるカラー絵がこの作家さんの売りの一つですが、今単行本の収録において白黒化されてしまっているページが多いのは非常に残念です。
【溜息も漏れ出る悲劇としての凌辱エロ】
エロの攻撃性も圧倒的でありつつ、その破壊力を和らげることなく相乗効果的に絶望感を高めていくシナリオの魅力も既刊に比べて増している印象があります。
人死が出たり、猛烈なトラウマを登場人物に刻み込めたりする痛烈なバットエンドは、人間とその美徳の脆さが読み手の胸に鋭く刺さり、哀しい虚無感を残していきます。
非道な行為を繰り広げつつ、罰せられることもなく悪徳を謳歌する凌辱者達を描くこともありながら、彼らにはピカレスクロマンおけるダーティーヒーローの哲学や権力に抗する痛快さは決してなく、ただただ醜悪な存在として描かれます。
加害者であった少女達がそれをネタに脅迫されて男性教師の歪んだ欲望の被害者となり、そして救われようと一人を生け贄にして再び加害者になる様を冷徹に描く短編「醜態」(←参照)のように、少女達を単なる清らかな“被害者”として描くのではなく、自らが助かるために他者を犠牲にする“人間的な弱さ”を登場人物達から抉り出す構図が何とも痛ましい映ります。関わる人間がすべからく不幸になるものとしての凌辱劇を徹底させる胆力を示すことに加え、性犯罪への裁判員制度の適用、不況による格差の拡大、警察の初動捜査の怠慢、弱者を食い物にする新興宗教など、社会的な問題をシナリオに入れ込む批判精神も旺盛で、かつ全体的なシナリオ展開との調和もより良くなっている感があります。
展開に強引で唐突な印象は依然残るものの、美辞麗句に彩られた世界の裏側で傷付け合い、狂い、封殺されていった人間達の憤怒と憎悪が筆に宿ったかのような鬼気迫るプレッシャーが作品に漲っているも確かでしょう。
業界屈指の攻撃性とそれが生み出す読後の空虚感を楽しめる方のみにお勧めしたいところです。
描かれる行為の過激性を情け無用の冷徹なシナリオであるため、読み手を激しく選ぶのは確かでしょう。既存のファンにとっては、持ち味はそのまま活かしつつ、作画・作劇両面で着実な進歩が認められる作品ですので安心してお勧めできます。
個人的には、あまりに衝撃的なラストに打ちのめされた短編「醜態」と非常に不条理な監禁拘束凌辱をラストまで容赦なく速射する短編「かげ」が特にお気に入り。
ねこまたなおみ『淫にゃん娘。』
田丸浩史先生の『ラブやん』第12巻(講談社)を読みました。カズフサが美少女(ときどきフタナリ美少女)に、ラブやんがブルース・ウ○リスに大変身とハナっからトバしている1冊ですな。しかしまぁ、相変わらず駄目駄目なカズフサですが、天使長(のじゃロリ)に美少女天使コンビは近くにいるわ、メガネ美人の女子大生に惚れられているわ、(一応)美人のラブやんとは何だかんだで夫婦状態だわで、なかなか羨ましい有様ですよね。
さて本日は、ねこまたなおみ先生の初単行本『淫にゃん娘。』(ワニマガジン社)のへたレビューです。この先生がジャケを描いているのに加え、あのKさんがライナーを書いている点が(個人的に)超魅力的な、某公共放送でお馴染みな“みんなのうた”メタルアレンジアルバム『みんなのめたるDeath』(快楽音楽堂)も楽しみにしているんですが、委託開始はまだですかいなぁ。
それはともかく、やわらか&あったかなもちもち巨乳バディの美女さん達との甘く優しいラブエピソードが楽しめる作品集ですよ。
収録作は、全て読み切り短編で計12作。浴衣を着た彼女とイチャイチャエッチなフルカラー短編の「彼女が浴衣に着替えたら」(8P)を除き、1作当りのページ数は16〜18P(平均18P弱)と、コンビニ誌的には標準ながらやや控えめなボリュームとなっています。
本誌よりも若干実用性重視の傾向がある快楽天BEASTの掲載作ということもあり、ページ数的にエロ優先でシナリオパートの分量は軽めですが、ヒロインの柔らかバディ同様に優しく穏やかな雰囲気が味わえる作劇が為されており、読み心地は非常に良好です。
【適度に趣向をこらした軽快な作劇】
お話的には、ちょっとコミカル風味を加えた若い男女のラブストーリーであり、ふとしたキッカケで互いの想いを明らかにし体を幸福に重ねていく様を描く作品が大半を占めます。
シナリオパートの短さもあってサクサクとエロシーンへと展開していく、いい意味でコンビニ誌的な安易な展開を示しつつも、能天気なラブコメの口当りの好さに全面的によりかからず、互いを思いやる優しさや別離の悲しさとそれを乗り越える意志の力といった生き生きとした男女の感情を適度に話に盛り込めており、話にダレがないのは高評価。
ピュアな感情と性欲が激しく駆動する少年少女のエネルギッシュなラブストーリーではなく、“大人なのに”ではなく“大人だから”こそ、社会的な立場や人間関係故に恋心に素直になれない男女が、不器用ながらもその恋を成就させていく流れが微笑ましく、実に素敵です(←参照 “素直”な女生徒達と対比される“不器用な”美人保険医さん 短編「保健室ではお静かに」より)。ほんわかとした心地よいハッピーエンドで締めくくる作品群がメインである一方、旦那の上司と浮気をし、旦那に浮気調査を依頼された部下を籠絡する妖艶な若奥様を一種のファム・ファタールとして描く短編「Honey Bitch」は、美しい人妻との密通いう甘い蜜の毒をじわりと香らせており、雰囲気作りの巧さは話の方向性を問わず上手い印象があります。
甘い逢瀬を重ねながらも別離を迎える男女を切なく描き出す作品にも味わいがあり(←参照 短編「きずあと」より)、このしっとりとした雰囲気の挿入や、時に思い切りよくコミカルにするなど、作劇を単調にしない“仕掛け”を各作品に配しながら、作品の整合性を失わせない構成力がある作家さんと言えるでしょう。シナリオ構築における技巧を一定以上有することを窺わせながら、それを前面に押し出すのではなく、幅広い層にとって心地良いラブ時空の創出に注力した堅実なプロ根性に、個人的には拍手を送りたいところ。
【柔らかお肉に包まれた包容力のある女体】
上述の通り、大人なヒロイン陣の年齢はやや高めであり、ハイティーン級と思しき女子大生さん達と、保母さんや女性上司、若奥様、保険医さんなどの20代半ば〜後半程度の美女さん達が登場します。
お肉がはちきれんばかりに詰まったムチムチバディという程ではないものの、二次性徴期をとっくに終えて適度に体脂肪の付いた成人女性の肢体は、もちもちと柔らかく、かつほっこりと温かそうに描かれており、エロシーンにおいてはそのもっちりエロバディに触れ、包まれる幸福感を生み出しています。
表紙や帯の訴求分から想起される通りに皆さん柔らか巨乳を装備しており、エロの導入部では谷間が見える服装を着ていたり、スキンシップで主人公の体にプニっと押しつけたりで男性(と読み手)の欲望を誘い出していきます(←参照 おっぱい占い(笑) 短編「てのひらの上の未来」より)。爆乳クラスに近いキャラもいますが、大きさだけを強調せずに、手頃な大きさでむしろ柔らかい質感を強調するおっぱい描写も○。制服を着る年齢層の女子がいなかったり、ごく普通の男女を描くため、たとえばメイド服やスク水といったエロ漫画的に定番のコスチューム要素はほぼ皆無ですが、フリルをあしらった可愛らしい私服やエプロン、ハイソックスなど、女性のキュートネスを自然に引き出す衣装関係は目立たないながらも作品における強い魅力。
適度にむっちりとした体型描写とのコンビネーションが抜群の丸みの強い描線であり、女性の可愛らしさと美しさを両立させる端正な二次元絵柄は高質で安定しており、表紙絵が気にいったのならば安心して最後まで楽しめるでしょう。
【上品さをありつつ熱っぽい恋愛エッチ】
エロシーンの構成に関しても、かなりスタンダードなエロ展開で統一しており、オリジナリティーのあるシチュエーションやプレイ内容は期待できないものの、定番故の安心感のあるスタイル。
ただ、一部作品では寝ている夫の側でエッチとか(短編「Honey Bitch」)、お昼寝中の園児達の入る部屋の隣で保母さんとメイクラブ(短編「オトナの時間」)といった作品もあり、エロのドキドキ感を増す趣向を凝らしている場合もあります。短編「タイムカプセル」では、この寝ている人の横でエッチというシチュエーションをシナリオラインにも絡めていたのは巧いなと思いました。
エロ展開的には、セックスシーンへの導入において重要な役割を果たすおっぱいを揉んだり吸ったりな前戯を加えつつ、時折パイズリも混ぜ込むフェラパートを経てから淫密が糸を引く秘所に適度に茂ったジャングルをかき分けて挿入という流れをスムーズに形成しています。なお、フェラ・パイズリなどで射精シーンがないケースも散見されますので、お口や胸にまずは一発出さないと気が済まない諸兄は要注意。
セックス描写の熱っぽい雰囲気作りも大変良好で、ピストン運動ど同時並行的に描かれる優しくも力強く抱擁や、蕩ける様に舌をからめ合うディープキスも実にエロティック。勿論、抽送パートでもふるふると揺れる乳房を揉んだり、その先端を摘まんだりでおっぱい描写が存在感を放っています(←参照 短編「丑三つ時にも眠れない」より)。絵柄の印象もあってか、恋と性交の熱情を紙面に滾らせながらも何処か上品な印象が強く、シンプルな官能の表情の描写や堪え切れずに漏れ出てくるかの様な抑え気味のエロ台詞など、派手さを敢えて排したスタイルは作風には非常に適合しているものの、濃い口でパンチの効いた抜き物件を読みたい方にはやや物足りない可能性もあります。
サワサワとした手触りのアンダーヘアも含めて女性器描写は標準以上の水準ですが、黒棒複数本の修正の厳しさと結合部描写よりも体全体の重なりを重視する作画スタイルなので、その辺りの直接的な煩悩刺激力を期待するのもNG。
迫力にこそ多少欠けるものの、蕩けた表情とここぞと絶頂の声を張り上げるヒロインにたっぷり中出しフィニッシュを決め込んでおり、個人的には十分有用な抜きツールでございました。
甘く優しい雰囲気の心地よさに自然と入り込める構成力の良さがある一方、おっぱいも一つのコアとするエロも含めたポップさ/キャッチーさも甘さに加えて存在しており、初単行本として上々のスタートを切った印象です。世知辛い世の中で荒んだ心を癒すには真に好適な1冊と言えるでしょう。
個人的にはウェーブがかかった髪とセクシーな衣装でアダルトな色気を振りまく悪女な若奥様が魅力の短編「Honey Bitch」と美人で優しい保母さんに(性的な意味でも)甘えちゃう短編「オトナの時間」が特にお気に入りでございます。







